#126 Article 14465 Posted at 1994/03/24 08:15:42 by 速水 明 (MAP4167) [NOVELS]
Subject: 姫ちゃんノベルズNo.18
今回で18回目・・・・構想を寝るのに(ォィォィ)練るのに時間がかかってしまい、
こんな不規則なペースでやって、三ヶ月・・・ああぁ、もうすぐ四ヶ月目かぁ
月日が流れるのは本当に早いですねぇ。
しかも、この前置きも本編同様に結構考えて来たんだよなぁ(笑)
まぁ、お料理教室のベースは出来たし、そろそろかなぁ・・・・なんて
考えてますんでそっちもよろしく!
それでは、お楽しみ下さい。
「姫ちゃんのリボン ~夢物語編~」
第一話 恋の季節は師走のなかで
●S-40 風立市内・朝
朝日がゆっくりと昇っていく中で、それは戦場の様な慌ただしい
通勤ラッシュの火蓋が切って落とされていた。
中央公園付近では、犬の散歩をしている老人や、ジョギングをし
ているお姉さんなどが、思い思いの時間を過ごしていた。
ある家庭のテレビからは天気予報が流れており、週末は冷え込む
が天気になると伝えていた。
風立駅からは、学生やサラリーマン達が入れ替わり差し変わり行
き来していた。
●S-41 野々原家・キッチン
今朝の花子女史は驚いていた。少なからず一番驚いていたのは確
かである。
愛子も一瞬驚きはしたが、それ以上は何もなかった。
何を一体驚いていたかというと、いつもは起こしても起きてこな
い姫子が既に準備を終えて、朝食を作っていたからに他ならない。
「一体、どういう風の吹き回しかねぇ」
と、冗談混じりに内心は喜んでいた。
(ようやく姫子も女の子として目覚めたかな)
そう、思いつつも慣れない手つきでやっている姿は、気が気では
ない状態である。
そんな、母親の心境を知ってか、愛子はそっと姫子の手伝いを始
めた。
そして、いつもより早めの朝食をとり、姫子達は学校へと出て行
った。
●S-42 風立一中・教室前
「おはよう!愛美!いっちゃん!!」
「あっ、おはよう姫ちゃん」
「今日は早いねぇ、なんかあったの?」
姫子は、親友の愛美といっちゃんに挨拶しながらワイワイ騒いで
いた。
ちょうど、三人の話しが盛り上がっているときに、姫子の視線の
中に日比野さんの姿が飛び込んで来た。
(あぁ、ど、どうしよう。日比野さんのことすっかり忘れてた)
一人、気まずい思いをしながらも、何か言われると覚悟していた。
そんな姫子に気がついたいっちゃんは、姫子に「何かあったの」
と聞いてみた。
「別にぃ、何にもないよ」
「ねぇねぇ姫ちゃん、なんか元気ないよ」
さすがに愛美も姫子の様子が気になってきたらしく、心配して
声をかけてきた。
そうやっている間にも、日比野さんはすぐ目の前まで来ていた。
姫子も覚悟を決めて立ちすくんだその時、姫子には目もくれず
教室へと入って行った。
その後も、休み時間などでも一切言葉をかわす事もなく時間だ
けが刻々と過ぎて行った。
(なんか、何も言われないってのも不気味よね・・・・・)
そんな、姫子に大地は特に気を止める訳でもなくいつも通りの
馬鹿騒ぎをやっていた。
そして、この状態が週末まで続いたのである。
つづく
MAP4167 速水 明
ps. 感想まってます。
いよいよ、次回は遊園地だ!!
そして、第一話も終わる・・・・・・と思う。いや、無理だろうなぁ。ぉぃぉぃ(^^ゞ