#125 Article 1115 Posted at 1993/07/16 23:33:39 by 輪違聡司 (MAP3135) [NO.169]

Subject: Re: Re: 瞳のなかの地球 /1112 /1110

終ってしまった。ヤダモン。

 まさかこういう展開になるとは思っていなかった。地球の消滅。そしてヤダモンの
命をかけた「再生」。

 キラはキラなりに種族の存続を、魔女の未来を考えていたんでしょうね。でもその
姿勢はヤダモンには受け入れられるものではなかった。

 結局キラは変わることが出来なかった。「地球を消滅させる」という最終手段に出、
自らも消滅したキラ。
 あるいは、もっとも不幸なキャラクターは彼女だったんでしょうね。

 そしてヤダモンは、自分の消滅する危険を顧みず、地球を再生させる。
 なぜなら、そこにはジャンがいるから。ジャンパパやジャンママがいるから。ハン
ナやブッチ兄弟やマナティおばさんやシーザーや、その他出会った大勢の人たち、動
物達がいるから。そしてタイモンがいるから。みんなが生きているから。みんなが生
きる場所だから。そしてそれは、自分にとっても大切な場所だから。
 そこは、もう一つの「家」だから。

 ヤダモンは、消滅はしなかったんですよね。きっと。
 彼女はタイモン王子と一緒に、新たな時代を築かなくてはならない存在なのだから。

 女王はキラに負けたと言った。魔女の未来をあきらめなかったキラに。
 しかし、ヤダモンとタイモンは、そのキラに打ち勝った。戦闘に勝利した、という
意味だけではない。
 キラの言う、闇への「進化」とは別の形の「未来」を提示することができた。
 そしてそれは、キラの進化論のように意図的に提示された物ではない。
 2人の姿から、周囲の者達が自然と感じとれたものなのだ。

 そして、ヤダモンはクリーチャーアイランドを去り、日常の生活がはじまった。
 なんといっても嬉しかったのは、ジャンの記憶にヤダモンのことがしっかりと残っ
ていたということ。クリーチャーアイランドにやってきたヤダモンは、確かにその時
そこにいて、そして確実に何かを残して去っていった。
 ジャンが描いた、色の付いたヤダモンのイラスト。それはまた、ジャン自身の成長
の象徴なのかもしれない。

 ……いかん、書いてて涙が出そうになる^^;;;;

 少し残念だったのは……やはり、時間が短かったってことですかね。かなり詰め込
まれていた感がありますし。最終回の内容を30分くらいでじっくり描いて欲しかっ
た気もします。メージュにも、時間がなくて最終回のエピソードをやむなく削ったと
ありましたしね。

 まぁ、いいか^^;
 今はただただ、最終回の余韻に浸っていて、あまり言葉もないな、という状態です
(その割には結構書いたような気がするけど(笑))。
 この作品を見ていて良かったな、と心の底から思っています。

(しかし、これだけハマり込んだ感想を書いたのも久しぶりだな^^;)


                              わちがいそうじ。