#124 Article 5843 Posted at 1999/11/06 10:28:20 by 羊田中 (MAP2847) [INDIAFILM]

Subject: 東京国際ファンタスティック映画祭1999

もう11/3はお約束でインド映画の日!今年も3本まとめて観てきました~~
 今回はインド映画はラジニカーント(タミル映画)ばかりではない、まだまだ
他にも面白い映画はたくさんあるんだ、ってラインナップでした。

★ANJAAM(邦題:アンジャーム 復讐の女神(仮))
 DDLJの主役を張ったシャールクカーンが、この作品ではインドの悪役大賞を
受賞したといういわく付きの恐怖映画。鬼畜系大怪作!などと紹介されている
復讐劇です。

 歌って踊ってハッピーハッピーだけではないマサラムービーの奥深さを抉る
ように見せ付けてくれました。
 あの脳天気兄ちゃんがここまでやるかという悪役振りが滅茶苦茶ハマっていて
さすがトップ俳優と感心することしきり。

 家族を殺され復讐に燃えるヒロインマードゥリーがまたすっぴんで綺麗なんだ
これがまた。

 来年公開予定とのことですので、インド映画の奥深さを是非味わって頂きたい
ものです。

★CHOODALANI UNDI !(邦題:バブーをさがせ!)
 今まで日本で公開された南のタミル映画と北のヒンドゥー映画に加え、本邦
初公開のテルグ語映画のトップバッターがこれ。

 スーパースターに対抗して(?)か、「メガスター」の冠が付くチランジーヴィ
が主役(別名デカン高原の暴れ者だそうで^^;)の一大アクション映画。我が子
を奪われ悪の義父に端然と立ち向かい様々なアクションをこなすチランジーヴィ
はメガスターの名にはじません。

 お約束のダンスシーンに加えカーチェイスシーンなど見所盛りだくさんです。
 そういえば歌の中でテルグ語でも「キス」のことは「ムットゥー」と発音し
ていました。「ヒットゥー」「デットゥー」(こう聞こえた)と韻を踏んでい
た歌詞でしたので印象深かったです。

 年内にキネカ大森にてテルグ映画「愛と憎しみのデカン高原」が先に上映
されるとのこと。これも楽しみです。
 愛と憎しみの……は別口でちょっとだけ映像をみたのですが、某採石場(?)
での大爆発シーンなど、5色の煙が上がれば戦隊ものか見まがうばかりの
迫力映像もあるようです。
 宣伝文句どおり愛と憎しみがデカン高原で炸裂しています(^^;)

★YES BOSS(邦題:イエス・ボス)
 今年の一押し。マサラムービーが気合い入れて作った豪奢なラヴコメ。
 こちらも主役はシャールクカーンですが、1本目とは一転して社蓄な太鼓
持ちの3枚目に徹しています。
 社長(ボス)の欲望の赴くまま、不倫相手を物色して橋渡しをしていた主人公
が社長のお気に入りを好きになってさあ大変、とまあドタバタものですが、
ツボを押さえた作りは一級品です。一刻も早くロードショーでやって欲しい
映画です。観客のノリも3本の中では一番でした。

 いやあ本当に楽しかったです。
 一昨年のムットゥから火がついたインド映画熱ですが、年間製作本数700本
を誇るインド映画はラジニカーントだけではなく、まだまだ面白い映画は
たくさんあるんだってことを見せ付けてくれました。

 インド映画=ムットゥ=イロモノ映画などと矮小なイメージを抱かせない
ためにもこれらの一般公開時は盛り上げようと思います。


 ファンタ本体の予告映像でアイリスのアップから一転いかりや長介のアップ
に繋ぐ編集は何度見ても心臓に悪い(^^;)             羊田中