#124 Article 426 Posted at 1993/02/06 20:40:47 by ASA (MAP2105) []

Subject: Re: Re: 「斬り抜ける」その後 /420 /399

うふ、いいでしょう「斬り抜ける」。しかし、重い設定の中で健気に頑張って
いた連中が次々消えて行くので、2クールに入ってからの「斬り抜ける・俊平ひ
とり旅」(題名がちょっと変わった)はつらいです。

 鋭三郎は江戸入りから一言の説明もなくいなくなり(ホントに小料理屋の亭主
に納まっちまったのか!?)、菊も嘉兵衛も伝八郎の手にかかり、太一郎もレギュ
ラーの座を退き、残ったのは弥吉だけ。江戸を目指していた頃の一縷の望みは消
え失せ、「刀で斬れるのはせいぜい二人にすぎない」という設定もどこへやら、
藩主を斬ろうという決意も美作を目の前に急に駿府に引き返しちゃあ道中物とし
てもルール違反なワケで。

 こんな風に脇を軒並み払って俊平ひとりニヒリスト剣豪として売り出そうった
っていまさら食い足りるワケがない。道中で出会うさまざまな事件とそれを通し
て変化する追い追われる者たちの微妙な関係こそが「斬り抜ける」の面白さを支
えていたのに。「俺の『斬り抜ける』を返せぇ」という心境です。

 資料のたぐいはないに等しいので、この2クールに入ってからの首肯しかねる
展開の背景などはまったく分からないのですが、製作年度だけは'74年と判明して
おります。「宇宙船」の岸田森の追悼記事に作品名と年代だけ書いてありました。

 とはいえ、どうも3に入ってからしゃんとしない「腕におぼえあり」なんかに
比べればずうっと面白いんですけどね。

 宣伝の甲斐あって、別のネットでも「再々放送させねば!」と盛り上がってい
るので、ここはいっちょテレビ東京に一発かましましょう(^_^;) とくに一話のハ
ッタリの利かせようはたまりませんぜ~。(16話まで全話録っている)

			       放送は来週いっぱいで終了の模様です  ASA