#124 Article 4045 Posted at 1996/06/01 03:55:41 by たまさか (MAP5072) [X.FILES]

Subject: THE X-FILES「THE ERLENMEYER FLASK」

最終回らしく、ディープスロートの退場・X-FILE調査分室?の閉鎖と、一応の
 決着はあったものの、とってつけたような印象にしかならなかたのが残念と言え
 ば残念な感じもしました。
 まあ、一時中断ぐらいの意味あいしかない最終回ですから、これだけ盛り込んで
 もらえれば御の字でしょうか。
 いつも通り、知らん顔してさらっと終わってくれてもよかったんですけどね。

 とはいえ、セカンドシーズンへ向けてディープスロートの整理は必須だったかと
 思います。
 あの人がいると話がそこで止まっちゃうんですよね。
 ストーリーとしても番組の流れとしても。
 最後に出てきて話だけでテキトーなオチつけられちゃったりすると、そこまで
 疾走してきたストーリーは何だったの?って失望感しか残りませんでしたから。

 諭すような話し方も案外威圧感につながってなかったりして、組織の存在・恐ろ
 しさを印象づける役割としても、あまり上手く書かれてなかったような気がしま
 すしね。

 ま、ともあれ、最後までシリーズ構成上の便利屋さんとしてしか機能しなかった
 ディープスロートさんの冥福を祈りつつ、来シーズンもウロウロするだけの
 モルダー・スカリーコンビを期待ということで。

 …と、本編の宇宙人DNA移植のネタには触れずに感想を終わらせたりして。


 で、で、最後にX-FILES ファーストシーズン視聴後の総括的な感想をちょっと。

 結局、この番組って基本的にはホラーだったんですね。しかもTVサイズの。
 番組開始時にはそれが分からなくて溜息混じりの書き込みをしていましたが、
 今では、そーゆー期待をするべき番組ではなかったのだなーと認識するに至り
 ました。いや、べつにイヤミとかじゃなくて。

 そりゃまあ、ストーリー的にもう少ししっかりしていてくれれば、それに越した
 ことはなかったとは思いますが、怖い物見たさのニーズに対して「気取った見せ
 物小屋」的手法で応えるというのも、TVシリーズ作品としては順当な選択と
 いうか、そーゆーのもありだろうなーという気持ちにはなりました。
 (フリークス側の心理描写がシリーズ全体を通して希薄な所に、「見せ物」的な
 ダークな視点を意識させられちゃうんです)

 そーゆー視点で見れば、ボロカスに言うほど酷い番組でもなかったような気は…
 …しないかな、やっぱり(笑)。
 でも、番組に自発的につき合ってしまった人間としては、多分に泣きも入っちゃ
 いますよね。ダメな子ほどってやつで。

 でも、ま、思わせぶりなオープニングが全てだったのかなーとか、
 映像がチープだったら見なかっただろうなーとか、
 そこらへんが正直なとこではあります。
 (勿論、当たりの回もありましたけどね)

 見て損したとは思わないけど、あんまり充実感の伴わない作品だったカナ。
 そんなトコも好きでしたけど。<負け惜しみ

# それにしても、モルダー自身の口から、
# 「あなたのもって回ったミステリーゲームにつき合うのは、もうたくさんだ」
# なんて、自虐的な台詞が出てきたのには苦笑してしまいました。

   たまさか