#124 Article 3244 Posted at 1995/09/04 21:42:01 by アイロス (MAP5212) [GRIDMAN]

Subject: グリッドマン・・・38話&最終回感想(;_;)

というわけで、38、39話の感想です。

	38話「危うし!地球」

  最終回の一歩前という事で、切迫する雰囲気がありました。
  武史の行動ミス・・・それにともなうカーンデジファーの怒り・・・。
  カーンデジファーにまで見捨てられてしまう武史の姿は哀れでした。
  途中、一平による冷やかしのときにも、武史の孤独感があらわされていまし
  たね。
  さて、カーンデジファーの力がついに発揮され、自らの手でキーボードを動
  かし、自らの力をあらゆるコンピュータに侵入させ、世の中を混乱に導いて
  しまう・・・。迫力のある画面の後に、第14話や第3話、第9話などのV
  TRが挿入されたのには、「手抜きだぁ」とか思いましたが・・・。(笑)
  この話の中で、武史の本当の心、そしてカーンデジファーに対する気持ちな
  どが明確に表現されてました。3人組に対するうらやましさなど、注目する
  べき点はいろいろあったと思います。
  そう考えると、スカボーンの破壊は結構意味があったのかもしれない。(笑)
  カーンデジファー、本性を現したのか、顔のマスクが変わりましたね。上部
  のするどい部分の長さが変わりましたね。カーンデジファーの体は、某レオ
  のマ○マ星人を改造したものらしいです。見覚えがなんとなくありますし。
  そして、グリッドマンとの戦いに入るわけですが、ここでも武史の心が出ま
  したね。ゆかの張り手に「愛を感じた・・」はともかくとして(笑)、一平の
  感情があそこまで高ぶったのもはじめてじゃないでしょうか。ばしっと殴る
  一平に対して、「ぼくは・・・ずっと、一人ぼっちだったんだ・・」という
  台詞。「本当は・・・、本当はいい人なんだ、ちょっと悪い奴になっただけ
  なんだ・・・」みたいな、ほんとはみんなと仲良くしたいのに、どこかずれ
  てしまっている、ということを言っているような気がしました。
  直人たちと武史の本当の姿が明らかになって、はじめて成り立つストーリー
  だと思いました。
  グリッドマンのアクション、感激です。(;_;)ネオ超電動キックも見れたし。
  (30話見れなかった(;_;))カーンデジファーとの最期の一騎打ち!みたい
  で、自分の使命を果たそうとする、最期の意気込みが感じられました。
  「それが、私の使命だ!」という台詞にはじーんと来ました。
  やはり、最終回の前だと力入ってますねぇ。



	39話・最終回「さらばグリッドマン」

  サブタイトルも、怪獣を表示せず、全部をしっかりと言い切って・・・。
  始まったわけですが・・。直人たちの前で泣きじゃくる武史の姿が、今まで
  の寂しさを一気に解放したようで、見ている方も少し同情を引くような感じ
  でした。その場にいる3人はもっと同情をひかれそうなのかもしれないけど。
  でもそれに対する3人の気持ちが、今までの非難とは違って、救おうとする
  姿勢になっていることは、武史から見ると、これでもう、一人から解放され
  るのかも知れない・・・と思わせるものだったのかも知れませんね。
  途中のカーンデジファー挑発歌(笑)には大笑いしました。まあそれはいいん
  ですけど。
  3人組をうらやむ、武史の気持ち・・・必死になってカーンデジファーを倒
  そうとする姿を見て、飛び出した武史の表情は、希望というか、これで一人
  から抜けてみせるという、自身に満ちた表情だったと思います。一つ一つの
  武史の表情が、重みをもっていて、その中に含まれている気持ちが、視聴者
  側にも伝わってきたと思います。そして、躊躇しながらも破壊プログラムを
  送る3人の姿も、直人を信頼して、協力して戦うことを暗示したような感じ
  でした。
  グリッドマンとカーンデジファーの、最期の戦いも、コンピュータワールド
  を行き来して戦い続けるという、これまでにない戦闘形式をとっていたし。
  武器を持っている敵に対して、恐怖を抱かずに向かっていくグリッドマンの
  姿は、勇敢で、たのもしく思えるものでした。
  グリッドマンが、コンピュータ・ワールドで消えたことに対するリアクショ
  ンは、沈黙させられました。
  そして、生きて帰ってきたときの、3人のうれしそうな表情・・・。
  コンピュータ・ワールドに帰るグリッドマンが、最後に一人ずつ言ったメッ
  セージで、ないちゃいました(;_;)ダッテホントニ カナシインダモン。
  「もう君は一人じゃない・・・」その言葉に対する武史の喜びに満ちた表情
  は、見ている方もうれしかったです。
  ラストの、武史の冗談・・・。武史は最後に、冗談をいえるまで成長したと
  いうことでしょうか。孤独から解放された武史の、初めて話した、楽しい事
  だったのかも知れません。
  しかし、3、いや4人か、それぞれの演技はとても力が入っていて、「おお
  っ!」と思わせるほどの迫力がありました。美術、技術ともに最高で、緊迫
  したシーンの音楽なども、最終回だからこそ、最後までいいものを見せてあ
  げたい、子供達に夢を与えたい・・・というスタッフの願いがこもっていた
  と思います。
  「友情」というテーマが、最終回で生かされました。友達こそが、最高に大
  事なものなのだと、グリッドマンを通じて、子供達に伝わったと思います。

  僕がここまでこだわった特撮は、はじめてだと思います。
  何が面白いのかは、まだよく分かりませんが、たぶん、ストーリーの魅力、
  登場人物の考え、そして、3人組や武史が持っている、大きな気持ちが、
  ここまで引くのだと思います。こんなに気持ちをはっきり言えて、見ていて
  楽しいものは、本当に初めてだと思います。

  グリッドマン・・・
   夢を見せるだけでなく、子供達の持っている本当の夢をかなえて欲しい・・・。

							アイロス