#12 Article 6895 Posted at 1990/03/02 16:35:51 by あかねちゃん (MAP641) [COLUMN]
Subject: 連載コラム番外編 「学生の甘美なる日々」 第2話
******************************************************************************* 連載ネット・コラム番外編 「学生の甘美なる日々」 第2話「THE詭弁(言い訳)」前編 ******************************************************************************* さて・・・1話でも書いたように、両親の攻撃から逃れ、悪成績を許してもらうため には、それ相当の言い分、理由、事情が必要となる。つまり・・・言い訳である。 予定していた順位が、成績表に記されない。通常ならば、両親がそれを厳しく追求し なければならない(それが両親の仕事)そして、判断して常識的な配慮をするのが親子 の学費という経済によってつながれたもろい絆である。 一般の家庭ならば、頭脳的または環境的なことから次回試験への延長が許される。 しかし、我らが不良学生諸君には、そんな理路整然とした理由で成績の約束を破るも のはいない。ただ単に遊んでいたのだから・・・ また、両親から「そんな言い訳は聞きたくない!」と言われては、学生たるプライド に傷が付く。ましてや、これからの学費と小遣いに関係してくることであるからして、 ヘタな言い訳はぜったいにしないのである。 では、どんな言い訳を用いるのか・・・それが問題である! 小生もまだカケダシの頃、言い訳の初歩とも言える「成績表を見せずにの好成績説」 を乱用したことがある。 1度や2度までなら、温情で許せるが、度重なっては虚構となって叱られるのである 。 すでに小生が実行した「好成績説」が真実ならば・・・現在は学年一の天才となって 、いまごろ暖かいベットの中で、独り「試験のバラード」を口ずさんでいるだろう。 それに、本当に成績が上がった時にも親に叱られたことがある。 その時の両親のことばは次のようであった・・・ 「こんどは何番下がったんだぁ? ナニ! 上がっただと・・・そのウソはお見通し じゃ!」 その質問に対して、小生の弁明は・・・ 「こんどこそ本当です! 信じてください!!」 これらは、まるでイソップ童話の「狼と少年」である。 つまり、バレるようなウソはつかないほうがよいという見本である。 では、どのようにして悪成績隠しの完全犯罪をするかである。 小生の知人で学校1の詭弁考案者がいるので紹介しよう。 この場合、前例と同じ「好成績説」を用いるのだが演出効果が、小生のソレとは桁が 違う! まず、クラスの成績一覧表をチェックして、自分より上の成績の合計点を調べるので ある。(参考までにその人物の成績は学年内において中クラスにいる。) 自分の成績の配分を調べて、点数の配分を自分の成績と同じものにするのである。も ちろん、赤点の教科はなくす。 これだけ巧妙にしかけられたロケーションでは、さすがの両親も疑う余地もないので ある。 おまけに両親からはハンコを借りることが出来る。 これは、まさに犯罪である!詐欺である!しかし、詭弁としたらこれほどの完成度が 高等なものは見たことも聞いたこともないのである。芸術である!技巧である!詭弁の 匠である! しかし、それだけの労力を使うなら最初から、成績を上げたほうが得策ではないかと 考えるのは小生だけであろうか・・・? それでは次回だが、この「言い訳」についてまだまだ恐るべき事実があるので、ソレ を紹介したいと思う。 題して、「学生の甘美なる日々」 第3話「THE詭弁」後編である。 追伸:これを書くくらいなら試験勉強をすればいいのだが・・・