#12 Article 5186 Posted at 1989/08/01 20:45:25 by KAERU (MAP431) [FMTOWNS]
Subject: 松下電器 揺れるパソコン戦略
8月1日 毎日新聞 朝刊より -------------------------------------- 富士通「FMタウンズ」不振で OEM発売延期へ 対日電の共同戦線にヒビも 松下電器産業のパソコン戦略が揺れている。松下では、コンピューターで″連合軍 ″を組む富士通が発売中のCD-ROM搭載の三二ビットパソコン「FM TOWN S(タウンズ)」を近く、富士通からOEM(相手先ブランドによる生産)供給を受 けて売り出す予定だったが、松下幹部の間で、FMタウンズの評価をめぐって意見が 対立、結局、発売時期を延期することになった。FMタウンズの売れ行き不振が原因 と言ってしまえば、それまでだが、富士通が日本電気の牙(が)城となったパソコン 市場切り崩しのために社運をかけて世に出したパソコンだけに、松下内部の意見調整 が長引けば、松下-富士通のきずなに微妙なヒビを入れかねない。 -------------------------------------- 富士通は、一枚に数多くのソフトウェアを収容できるCD-ROMを搭載したメリ ットを強調、カラオケをはじめ音や絵を楽しめるオーディオ・ビジュアル(AV)コ ンピューターの先がけとして、三月中旬にFMタウンズを発売。家庭用、ビジネス用 を問わず、あらゆる分野で使える″万能パソコン″としてこれまでに二十億円を超え る広告宣伝費を投入して、懸命の売りこみ作戦を展開している。しかし、販売台数は 五月末で二万一千台と目標の三万台を下回っている。業界の中には「三二ビットはま だ家庭用には向かない」と不振の原因を指摘する声が強い。 これに対し、富士通ではハードディスク内蔵タイプなど今秋には品ぞろえを強化す るための新製品を投入、巻き返しを図る考えだ。 FMタウンズの不振をめぐり松下の役員会で六月に激論があったと伝えられている 。 ある役員から「AVは松下の本陣。どうして富士通に頼る必要があるのか。今の情 勢ではFMタウンズが世界標準になるのは難しい。しかも、もうかる見込みもない」 とOEM供給を受けることへの疑問が強く出され、今秋にも発売予定だった当初案を 見直さざるをえなくなったという。 パソコンなど情報通信部門の最高責任者でもある村瀬通三専務は「今秋に新機種が 出れば、状況は変わる。ビジネス用にしぼって、年末か来年初めには発売する」と富 士通支援を明言する。だが、社内の慎重論は根強いといわれ、予断は許されない雲行 き。コンピューターに出遅れてはいるが、販売はめっぽう強い松下が、この問題にど ういう「作戦」で対処するのか-コンピューター業界の熱い視線が注がれている。 -------------------------------------- 新製品……!? MAP431 / KAERU P.S.コミケで違法アマチュア無線局は何MHzを使っているのでしょうか? KAERU (JP1APV)