#12 Article 4684 Posted at 1989/05/22 17:22:11 by YAB (MAP1161) []
Subject: 第68回ビジネスショウ レポート
もう終わったビジネスショウのレポートです.(会社に提出するという噂) 5月17日、東京の晴海で開かれた「第68回ビジネスショウ」に行ってきました。この日はあいにくの雨天でしたが初日だったので大変な人出でした。 見学することが出来たのは1、2、3、4、5、7各会場で、残りの6、8、9各会場は時間がなくて見ることが出来ませんでした。なにしろ大変な規模のショウで1日では全部を見ることは不可能なようです。それに大変な数の入場者!この日は招待客だけが入場できましたが、それでもものすごい数でした。 それでは見ることの出来た1-5各会場の様子を報告します。 まず始めに会場内の簡単な略図を紹介します。 第68回ビジネスショウ会場案内図 ---------------------------------------------------------------------- | | | | | | | | | | 2F・第8会場 | | | 第7会場 | | 第1会場 | | | | | | | 1F・第9会場 | | | | (そふと館) | | 北 | | 南 ゲ--------------------------------------------------------------------ゲ |--------------------------------------------------------------------| ト | | | ト | | | | | | | | 2F・第3会場 | | | 第6会場 | 第5会場 | | 第2会場 | | | | | | | | | 1F・第4会場 | | | | | | | | | | | | ---------------------------------------------------------------------- 東京駅から直通の無料バスを降りて会場内に入り、まず最初に入ったのは第1会場でした。ここではコクヨのブースでサインペンや消しゴムでつくられたオブジェが飾られていて、知的空間としてのオフィス造りをテーマにしていました。 日本アイ・ビー・エムのブースではワークステーションやOSの展示を行っていましたが、私の好みもあるかと思いますけれどもいま一つインパクトがなかったように思います。他の会場にも精力的に出展していましたが、やはり興味を引くまでには至りませんでした。OS/2もそんなに大きく取り上げられていませんでした。 東芝のブースではやはりメインはあのJ-3100シリーズで、さまざまなアプリケーションソフトの展示やデモをやっていました。J-3100でLANをしようとするものがあり、これは興味を引きました。ほかには統合ファイル検索システム、衛星通信システムやISDN関係の出品があり、東芝のネットワークに対する熱意を感じました。 キャノンのブースでは有名なNAVI、また世界最高速のポータブルAXパソコンAXi、またカラーコピー機などがありました。手書き文字を認識する「AIノート」のコーナーでは多数の人が集まり関心を引いていたようです。 意外なところとしては新日本製鉄が出展していて、主に企業向けのソフトを展示していました。 第2会場に入ると、左側にパイロット万年筆のコーナーがあり、大きな万年筆が柱として立ててありました。 ロータスのブースでは相変わらず[Lotus1-2-3」のアプリケーションソフトなどの展示でした。 PFUのブースにあったマシンは富士通のFMRシリーズのOEMのようでした。ボディがロゴを除いて全く一緒でした。またラップトップのマシンがありましたが、これはC言語がついてくるもので、BASICでないのが変わっていました。 三洋電機のブースもAXが主体でした。それ以外に印象はあまり残っていません。 今回の見学で最も印象に残ったのはやはりシャープです。このブースでは4枚の14インチモニターを使ってデモをやっているコーナーがありましたが、このモニターは妙に平べったいなと思っていたらカラー液晶モニターでした。素晴らしい高品位で画像が映っていて、写真だといっても通用するほどのものでした。X68000も展示されていましたがビジネスショウにふさわしくOS/9-X68kが動いているかと思ったらHuMan68kとアフターバーナーでした。アフターバーナーのほうにはアナログ・ジョイスティックがつながっていて、面白かったですが。 第4会場では大塚商会が出展していました。主にOA機器が主体であったようです。MS-WINDOWSのアプリケーションソフトも出品されていました。 NECのブースでは新製品のマシンが紹介されていました。PC-98DOと言うマシンで、PC-9801VMとPC-8801MAのソフトが動くというものでした。これには大変期待したのですが、実は88用のスロットは無く、98用のスロットも1つだけという悲惨なものでした。余りにも中途半端なマシンであると思います。また、ISDNを使った4カ所同時会議というものがありました。実際にISDNが動いている姿は初めて見るものでどういうものかと思っていましたが、データ量が変動するにつれて画像がギクシャクするのにまだ改善点はあるように思いました。しかし画像を主体とするのではなく、音声のサブとして使うのなら充分でしょう。 ここまで見終わったときに昼食となりました。やっとゆっくりできたひとときでした。 昼食後は第5会場へ行きましたが、ここには日本ユニシスのブースがあり、UNIXマシンやメインフレームマシンなどがありました。そしてデジタル多重化装置のデモでは音声圧縮技術のデモをやっていました。 松下電器産業のブースでは、新製品の「BEワークステーション」が発表されていました。MS-DOSをサポートしており、UNIXである「BE-OS」等、興味深いマシンでした。 川崎製鉄も出展していましたが、ここも企業向けのソフトを販売していました。 第3会場はあのマイクロソフトが出展していて、オフィシャル・ユーザーにTシャツを配っていました。私も貰いました。 日本鋼管のブースがありましたが、ここではレーザーを使って立体の物を測定する非接触形三次元測定装置のデモがあり、コンパニオンの女の人の顔を測定していました。 ジャストシステムではお馴染みの「一太郎Ver4」が主体でした。専用のEMSも展示してありましたが、これが無いととても使えない変換速度なんだそうです。MS-DOS上では仕方の無いことなのかも知れませんが。 横河・ヒューレット・パッカードではスーパーミニコンや何故かAXマシンを展示していました。今回は本当に方々でAXマシンを見かけました。 京セラのブースでもAXがありました。またレーザープリンターにハードディスクもありました。 今回一番お洒落だと思ったブースはアップルコンピュータジャパンでしょう。壁を全て白に統一して、その中にMac2がずらりと並んでいる姿は見物でした。改めてMac2のバカでかさを認識もしましたが。 最後に駆け足で見たのが第7会場でした。やはり特筆すべきは富士通でしょう。あの富士通の最大の賭けである「FM-TOWNS」がブースいっぱいに並べてありました。ビジネスソフトではなくゲームソフトがやたらに並んでいた姿はビジネスショウにはあまりふさわしいものではありませんでした。 ここまで見終わったときには既に時間は5時になっており、会場が閉まる時間でした。見残したところは残念ですが帰ることにしました。帰りは水上バスでしたが、雨の中を暫く並んでやっと乗った頃にはもうびしょぬれでした。秋葉原までやっとたどり着いて、集めた資料をコインロッカーに入れて家路につきました。 以上