#12 Article 4350 Posted at 1989/04/19 07:03:45 by ISAM (MAP1129) [MSX2]

Subject: Re: MSXですっ。 /4346

うーん、調子に乗って「なぜMSXが高いか」について少し書いてみます。
 僕も最初は「MSXって本体安いから、けっこうリーズナブルな選択かなー」などと
考えていたのですけれども、結局、死ぬほどかかってしまつた(お金が)。
 まず本体が、ビクターのHC-95で19,8000円。はっきりいってMSX界の
フェラーリですね、スピードしか能がないという・・・
 開発ソフト関係だとMSX-ISVキットとかいうやつが13万近くしてこれまた散
財、これはMSX-DOSツールズ(M80とか)やMSX-Cとかがランタイム使用
権込みでパックになった製品なんだけども、こんなに高いならばLSI-Cを買ったほ
うがましだということに気がついても後の祭であつた(これについては後述)。
 ところで、最初はこのHC-95でトボトボソフトを作っていたのだけれども、コン
パイル時間がゆうに30分を越えるようになってきた辺りからフラストレーションが溜
まり出し、「こんなことでは、人生の半分をコンパイル時間に取られてしまう」と対応
策を考え出したのが運のつきであつた・・・
 結局一番安上がりにPC-286V(19万円)にカノープスの高い高いPLUS-
180ボード(10ウン万円もする)を差して、外付けの3.5インチ(5万円くらい)
を付けるという方法で、落ち着いたのであった。
 というわけで、ここに大胆な仮説を立てさせてもらうと、MSXでソフトを作るの最
低限必要な器材とは、
 MSX2+PC-98+PLUS80+3.5インチ外付けドライブてな感じになっ
てしまうことになります(ソフト含まず)。
 その理由としてはMSX-DOSのTPAが極端に狭いため(48Kを切るときがあ
る)大抵の開発用ソフトが走らない(前述のLSI-CもTPAが60Kほど必要なた
めに本当はMSX上では走らないのであった。チャンチャン)、CPUとディスクのス
ピード(特にディスクのスピード)が他機種に比べてかなり遅いために、どうしても開
発のテンポが遅くなってしまう、などが上げられると思います。
 さらに、MSXは徹底したソフトマシンであり、ハードウエアの限界に対してかなり
無理な形でアプローチしているため本体だけでは手も足も出ない部分もあります。

 結論として言えば、「プログラミングで遊ぶ」にはPC-98系のマシンのほうが遥
かに安く済みます。僕もPC-286を買ったおかげで、「次はMSX2+を買おう」
とか「X68000もいいな」などと考えられるようになりました。
 AVパソコンの特徴っていうのは、そのAV機能が高まれば高まるほどソフト開発の
ほうは、お留守になるということみたいです。X68000はあんまし割りきってない
マシンなのでそうでもないらしいですけれどもMSX2やMSX2+ぐらいになってく
ると余裕が全然ないからキツイです(そういえばAmigaもセルフはかなり大変だと
聞いた)。

 などなど書いているものの、結局のところ僕の「MSX2は最強の8bitパソコン
である(もしくは8bit機の最終到達点である)」、「MSX2のハードウエアは、X
68000、Mac、などと比べても問題にならないほど高度である(でもちょこちょ
こ小技を使ってくるNECには弱いのであった、トホホ)」という信念はゆるがないの
であった、ワハハハハ・・・・

 ところでMSX開発のお大名と言うと
 立石ルナ+PLUS-180+ICE+LSI-C-U、でしょうかね。これだと3
00万近くかかるけど・・・

				結局なんだかわからない ISAM