#119 Article 7578 Posted at 1996/03/25 20:41:16 by ウメポン (MAP2007) [MUSICAL]

Subject: セーラームーンミュージカル観劇記

昨日より始まった『スプリングスペシャルミュージカル美少女戦士セーラームーンSupers
<改訂版>サターン復活篇』を、早速見てきました。
 本当は初日の昨日も見たかったのですが、前売りが買えなかったので。

 感想を一言で言うと『セーラームーンミュージカル、ここに極まれり』という感
じでした。
 今、言葉で言い表せないほど感動し、興奮しております。大げさではなく、本当
に。
 夏のミュージカルは気になったところが多数あったのですが、今回は正に「完全
燃焼」です。その上、ヒーローショーなどの観客参加性をさらに入れ込むことで、
正にキャストと観客が渾然一体となって作り上げる舞台となっていました。


 まず、チケットを買ってあった午前の回。席は1階の後部、右壁際。ちょっと良
くない場所ですが、段差が急に作られているため、そんなに気にはなりませんでし
た。
 小中学校の終業式当日ということで、この時間帯はほとんど幼稚園ぐらいの子供
連ればかり。
 いやぁ、うるさかったです(笑)
 ところが、照明が落とされ、荘厳な雰囲気の中「ダブルムーンライトロマンス」
が流れ始まります。すると、さっきまでうるさかった子供達はとたんに静かになり
ました。

 そして「森でたのしく」。これは1階席の前のほう、左側通路の人はいい思いが
出来ます(笑)(大体、3列から10列の4番、5番) この席のチケットを持って
いる人、楽しみにして下さい。

 この後は……ネタ晴らしを避けるため、止めておきます。驚きの連続です。「ま
さかこの曲が!」「こんな役が!」「まさかセーラースターズではなく、Supe
rsの枠の中でこれが出てくるとは!」「こんな歌い方をするとは!」等々。

 感動の内に、幕を閉じました。コンタクトがはずれるのではないかというほど、
涙が出てきました。

 そのまま駆け足で劇場を出、窓口に行きました。もちろん、午後の部のチケット
を買うためです(^^;
 この席が最高! 前から5列目で、7番。そう、さっき「森でたのしくの時にお
いしい席」のそばなのです。
 いやぁ、いろいろおいしい思いをさせていただきました。キャストの皆さん、本
当に細かいところまで手を抜かずに演技をしておられるんだなぁと感心しました。
 これから先のために買ってあるチケットの席もほとんど1階後ろor2階なので、
当日券でこんな前に来れて幸せでした(;_;)


 では、変更になった&印象に残ったキャストを。

 まず木野まこと(セーラージュピター)役、稲吉貴子さん。遠目には、初代ジュ
ピターのかのこそっくりです。いや本当。頬の肉が薄めなのもそっくりに見える要
因でしょうね。
 近くで見ると……ちょっと老け顔かも(爆) 僕より1歳年上ですから、他のセー
ラー戦士よりだいぶ上なんですよね。だからかもしれません。
 でも背もちょっと高め、声もちょっと低めですごみがあって恰好いいです。

 次に火野レイ(セーラーマーズ)役、小谷みさこさん。1年ぶりの返り咲きとい
うわけです。
 でも、小谷さんって声が高かったんですねぇ。ビデオもさんざん見たはずなの
に、スーパーの頃はそんなに気付きませんでした。
 ちょっと気になるのは、梅宮亜須加さんのこと。案外気に入っていたので、降板
は残念でした。ただ、小谷さんが入って代わりの役があるかというと、無いんです
よね……。どっちも好きなだけに、辛い心境です。

 セーラーサターン(土萌ほたる)役、武田恵子さん。そう、「謎の少女」ではあ
りません。パンフレットにしっかり「土萌ほたる」と書かれているのです! もち
ろん話の中でもほたるちゃんとして扱われます。詳しく書くとネタ晴れになります
ので止めておきますが、ちびうさがほたるちゃんについてなかなかいいことを言っ
てくれます。
 「土萌ほたる」なだけでなく、『サターン復活篇』と付いているぐらいなので当
然サターンも出てきます。が、ただのちょい役と思ったら大まちがい。見事に夏の
不満を晴らしてくれる展開&演技で、私たちを魅せてくれました。
 後はまあ、恵子ちゃん本人ですが……最高です。午前は全体を舞台全体を見渡す
ように見ましたが、午後は恵子ちゃんばかり見てました(^^;;;;;)

 ホークスアイ役、小野妃香里さん。遠目に見ると、前の田村月子さんと言われる
と納得しそうなぐらい、似ています。近くで見ても、似ています。声質も似ている
気がします。 ……そっくりです。本当に。

 フィッシュアイ役、木村多江さん。恵子ちゃんの次によく見ていたのは、木村さ
んですね。やっぱりかわいいですよ、この人。うんうん。

 ……もうキリが無いので止めますが、他の方ももちろん、素晴らしかったです。


 他は……そうですね。サーカスがなかなか面白くなってました。前回は「ちょっと
間延び気味」と言われていましたが、今回は本当の意味での「芸」(手品なんです
が)などが登場し、面白くなっていました。
 あと、舞台と直接の関係はありませんが、一般の客(つまり、我々のようなマニ
アで無い人々。親子連れ等)が積極的に手拍子を打とうとしていたのには感動しま
した。まさか手拍子することは無いだろうと思っていたシーンでも、積極的に手を
打ちます。点々としているマニアの方がそれにつられたように打ち始めたシーンが
いくつもありました。
 「ラ・ムーン」「ラ・ソウルジャー」等の変則手拍子も、マニアに負けず劣らず
元気に手を打ってきます。

 この手拍子。客席の中で偏りが出る場合があります。元気なところと、静かなと
ころ。キャストが手拍子を打っても、恥ずかしそうにしている人って案外いるもの
ですよね。あと、変則手拍子にちょっと追いつけない人とか。
 こういった静かなところは、逆に常連の人たちが率先して手拍子を打つことで、
一般の方もリズムを合わせながら手拍子を打ってました。
 僕が午前に座った席は、明るい方でした。となりの家族連れが打つ打つ(^^)
 逆に午後は静かめで、僕が手拍子を打ちはじめてもとなりの子供がなかなか打ち
始めず、ちょっと悲しい思いをしました。が、クライマックスに近づくにつれ、少
しづつ、打つようになりました。
 変則手拍子もはじめの頃は、その子はうまく打てず、ちょっと悲しい顔をしてい
ました。しかし後になればなるほど合うようになってきました。最後になると、も
うバッチリです。その表情の変わりようといったら! どんどんにこやかに、楽し
そうになっていくのです!

 こうして常連のマニアたちだけでなく、一般の家族連れも参加し、客席全体が舞
台に参加していく……素晴らしいことだと思います。これこそ正に、キャラクター
ミュージカルの醍醐味ですよね。


 もしこれ読んでちょっとでも気になった方。もしいらしたら、是非是非見に行っ
て下さい。元のセーラームーン自体が嫌いでも無い限り、決して損はさせません。
いや、セーラームーンが嫌いでも、ミュージカル版は気に入ってもらえるかと思い
ます(^^)


 ううっ、次に買ってあるチケットは水曜日だけど、明日も見に行きそうで怖い(笑)

いっぱいの「やる気」をもらってきた  MAP2007 ウメポン