#119 Article 6546 Posted at 1995/02/13 13:07:41 by ウメポン (MAP2007) [NO.125]

Subject: Re: Re: Re: 輝く流星! サターンそして救世主 /6535 /6523 /6511

>>美奈子は「セーラーV」などというセーラー戦士の運命に巻き込まれ
>>なければ十分楽しく幸せで友達に恵まれた人生を送れたはず。
>実際美奈子は「セーラーV」になったんですから。「なければ」と言われても…
>「はず」でも…実際疎外感を味わったということになってるんですから。(たとえ
>設定的にこじつけでも)、設定=事実である以上、美奈子のそれを否定するのは
>どうかなと思うのですが。

 うーん、この話は今回のとは別物でした(^^;)。ちょっと反省して、少し。
 美奈子がセーラー戦士する事になったのも、前世の因縁があったればこそ。他の
3人は前世からの、現世に残る因縁(孤独など)を解消するためにうさぎが必要で
すが、美奈子はそんな解消手段など必要なかったわけです。つまり前世の呪縛から
唯一抜け出せたのが美奈子なわけで、彼女は「巻き込まれ型被害者」だと思うので
す。
 一歩違えば美奈子は今回のはるかやみちるになる可能性は十分にありました。レー
サーやバイオリニストの夢を棄ててまでセーラー戦士になった二人は、美奈子と同
じく「巻き込まれ型の被害者」なわけですから。
 例を挙げればやっぱりバレーボール部の話。他の3人はなぜか覚醒前の話がほと
んど語られません(まこちゃんの先輩は別枠(^^;))。ところが美奈子は出てきま
す。セーラーVになって忙しくなったばかりに、部活を止めねばならなくなってし
まった。これはまさに覚醒前の生活が充実していて、「うさぎ」という孤独解消の
甘い救いが必要でなかった証拠。
 よく美奈子の性格が掴みづらいという話を聞きますが(最初は制作者サイドでも
迷っていたようだし)、これが理由ではないかと思っています。
 だから……いや、もう止めとこう(笑)。この話は同人誌で出します。あと、この
まま続けるなら別のベース立てた方がいいと思うし。


 では、今回の「見ろ! これがきれい事ばかり言っている、君のやり方の結果だ!」
の方にいきたいと思います(^^)。

>> 元祖ムーン・Rで仲間の死や自己の命をかけて世界を守ったのに、いつからアニ
>>メのうさぎはこんなに軟弱になってしまったのだ?
> はるか達の論理にも納得できる部分が有ります。しかしうさぎは「それでも、傷
>付ける範囲を狭くしようとする」優しさを持っています。精神的に強い、というのは
>頑丈さだけでなく優しさを持ち合わせる柔軟さではないかと私は思います。 それを
>持ち合わせることは「軟弱」じゃないと思うのですが、いかがでしょうか?

 今回うさぎがとった行動は、ただ「ほたるちゃん!」などと叫んでるか、もしく
は「ムーンコズミックパワー」などという、今となってはまるでムーンティアラア
クションをかます程度のことしかしてません。
 それどころか、ウラヌス達の攻撃を邪魔するわ、聖杯を渡して復活させちゃうわ、
まさに踏んだり蹴ったりなわけです。
 スーパーセーラームーンになっても、それはサターンの後追いですので、うさぎ
自身が決断した結果でもなんでもありません。
 確かに「傷つける範囲を狭めようとする」心意気は素晴らしいです。この点は軟
弱でもなんでもないですし。でもウラヌス達も同じはず。ほたる一人を殺せば、ファ
ラオ90降臨は防げるのです。
 もし本気で世界を救うと同時にほたるを助けたければ、ウラヌス達以上の決断、
つまり自分の命を懸けて銀水晶を発動させることで、ほたるからミストレス9を浄
化しようとしたのではないでしょうか。うさぎはそれすらせず、ただ「ほたるちゃ
ん!」と叫んでいただけなのです。
 「決断」をおそれ、叫んでいればどうにかなるだろう、みたいなうさぎは軟弱だ
と思うのです。どうでしょうか?

 あと、「あなたはメシアでも何でもないのよ! 聖杯を自由にする権利は無いわ!」
というネプチューンの言葉。
 どなたかが「それなら前もってうさぎを始末しておけばいいのに」と書き込んで
おられますが、そういうわけにはいかないのでは。
 聖杯の力を具現化できるのは、スーパーセーラームーンのみだったのです。なら
うさぎに持たせておいた方が有益というものです。
 それに、はるかとみちるは最後の最後までうさぎのことを信じていたのではない
かと。うさぎは「ああいう性格」だからこそ、誰からも好かれます。はるかたちも
悪くは思ってなかったでしょう。ところがうさぎは世界崩壊寸前まで来ても何もし
ようとしない。これで「聖杯を渡したら、私はあなたを軽蔑するわ!」となったの
です。
 この点は、はるかとみちるの甘さでしょうね。

> 今までただのお姫さま人形と思っていたセーラームーンが、なんだか、とっ
>ても生身の人間として、身近に思えてきました。

 確かに、今回のうさぎは今までの決戦で最もうさぎらしかったです。その点、魅
力を増したことになりますが、同時にセーラー戦士としての弱点を露出させること
となってしまったのです。(プリンセス云々は、今回まるきり出てこないので除く。
この点はもうむちゃくちゃ評価したい)
 これもはるかとみちるという、うさぎと対局にいる者の存在あってこそでしょう
ね。

>ホロスコープを見ますと、月をルーラーとする蟹座の対局にあるのは、土星
>をルーラーとする山羊座です。
>ですから、この組み合わせは対立を意味します。だけど、反面として、調和

 うちの守護星はほたるちゃんと同じくサターンだから(12月28日生まれなの
で)、うさぎに反発してしまうのかもしれない(笑)

>世の中には、頑張れば解決できる問題と、頑張ってもどうにもならない
>問題があるのではないでしょうか。今回のシリーズの中で5人の戦士たちが
>ほたるちゃんをかばう言葉を聴いてやって下さい。
>「他に方法はあるはずよ」
>の一点張りではありませんか!
>で、他の方法によって地球を守る 設定 だったわけですね。
>まったくバカバカしい

 そうそう(笑)。サターンいなかったら世界は滅んでたよ、ほんとに。

 まとめとして。今回の話は、今までのセーラームーンの中で最も評価できる話か
も、と思っています。
 前世を持ち出して話を片づけることなく、またうさぎが突然プリンセスになるで
もなく(Rはひどかった。口調まで変わるんだもの)。うさぎはあくまで決断でき
ない、甘い性格のままでいたことで、初めてうさぎはうさぎとしてクライマックス
に立ち会うこととなったのです。
 でも、これは同時にうさぎが「うさぎのままのセーラー戦士として地球を守るこ
とは出来ない。守るときは必ずうさぎから「プリンセスセレニティ」になる必要が
ある」と確信してしまうこととなったのです。

 まあ、スーパーは面白かったですね。まだ2話残ってるけど(^^;)
 SSのクライマックスが楽しみだ(笑)

長文失礼しました(__) MAP2007 ウメポン