#119 Article 5031 Posted at 1994/03/17 21:52:21 by Araki.D (MAP2949) [KANSOU]

Subject: Re: Re: セーラームーンRの感想 /4994 /4989

セラムン無印・セラムンR全体(つまり始まってから今まで)の感想を、
私も行きま~すぅ!   (*長文注意*)

 まず、私にとってのRを振り返って率直に言ってしまえば、第1部の
ラストでボロボロに打ちひしがれた私の気持ちを、軟着陸させて
くれる緩衝材としての役割が、ほとんどだったような気がします。
第2部に入る前から、そんな恐れをずっと抱いていましたが、
そうなってしまったなぁ、という感じがします。

 当初、私がセラムンにはまったとき、セラムンに期待していたものは
3話に2話ほど出てくる絶妙な展開、軽~いノリだったことは
間違いありません。オープニングのメロディー、鮮やかな変身シーンと
コスチュームのほど良い露出度が醸し出す趣、それだけで私をハメる
には十分でした。Mick'nさんのビデオをほとんど無限リピートで
見ていて、「テープが痛むからダビングして見てくれ」と言われた
こともあったっけ ^^;
#あとで気付きましたが、BGMもすばらしかったんですね。
そして、亜美ちゃんの登場は、私をこの番組に引きつけて絶対に
離さなくなりました。その吸引力は現在・過去・未来も決して!!
揺るぎないものです ^_^ ♪恋は水色♪ …かな?

 ジェダイト編、ネフライト編… 私にとって夢のような時期でした。
この頃、特に気に入った話を挙げてみると、第3,5,6,8,9,10,11,12,
15,16,18,23,24話あたりでしょうか。(第1,2話は放映を見ていなくて、
Mick'nさんのビデオもなかったために、LDで初めて見ました。)

ゾイサイト編からは、シリアスな方向への流れが見えはじめてきて、
私をそこはかとなく不安にさせたものでした。ゾイサイト編で
特に気に入っている話は、第25,27,29,31話あたりです。

 私が軽いノリを楽しんでいたのは、ゾイサイト編までだったような
気がします。クンツァイト編からクライマックスにかけて、私の
楽しみ方は変わったのではないか、と思います。一口で言えば、
「こんなモノに思い入れしている、馬鹿な自分を楽しむ」と言った
ところでしょうか。もし、はじめの頃から第35話みたいなのばっかし
だったら、私はダマされることなく、見るのをやめていたでしょう。
第45話は、私を本当に上手にだましてくれました。
食事が喉を通らなくなったのは、大学生も同じこと ^^;;
「In Another Dream」を聴きながら、幾夜、泣き明かしたことか!
あ、そうそう。「愛はどこにあるの?」の中のうさぎちゃんの台詞、
「笑って、笑って! 笑顔でいれば…」ってのも、私を悲しませて
くれました。とても、笑顔でいることなんて、できなかったです。
知らない内にそこまで思い入れしていた自分が不幸でもあり、同時に
幸せでもありました。そして、これ以降、私をだまし切ってくれない
作品には、必ず文句を言うようになりました ^o^
クンツァイト編で特に気に入ったのは、第36,40,41,45話あたりです。

 不思議なことに、私がセラムンのおかげで浮いた行動を
とりはじめたのは、私が好きだった第1部が終わる頃からでした。
#第一、私がここに書き込むようになったのが、この頃だった…
#わ、怒らないで~ _o_ > これを読んでいる皆様
#以前の私にしてみれば、書き込みも浮いた行動なんですよぉ~
CDはそれまでにも買っていましたが、LDプレイヤーを買ったり、
ポスターやUFO人形を部屋に飾ってみたり、
ワークステーションでPCMデータを山のように作ったり、
ピーチ・ヒップスのライブを友人と見に行ったり、ビデオデッキを
買ったり、研究室を抜け出して映画を見に行ったり、卒論の謝辞の
中に亜美ちゃんの名前を入れたり…
#あぅ~、改めて列挙すると、ますますひどい! > 自分 X-<
 考えてみれば、ここ1年間はずっと、私の好きだったセラムンの
面影を、放映とは違う場所に探し続けていたのかも知れません。
でも、ここまでお馬鹿になれる自分がなんとなくうれしい、そんな
1年でもありました。

 初めて聴いたHEART MOVINGの爽やかなメロディーは、
ちょうどその頃下宿を引っ越し、新天地で生活をはじめた私に新鮮な
風を吹き込んでくれるような感じを受けました。あれから2年たち、
私は月の光に導かれ、麻布十番まで歩いて20分ほどのところに通学
することになりました。もし、あの辺でセラムンの面影をたずねて
歩くお馬鹿な^^; 学生を見かけたら、それは私かも知れません。

 だまされるのが好きな私にとって、第24話と第45,46話、劇場版は
何やかやと言いながら、忘れられないものになりました。そして、
軽いものが好きな私にとって、第31話と第78話はセラムンの見せて
くれた最後の輝きでした。

 私はこれで、楽しかった2年間に気持ちの区切りをつけますが、
もうしばらくの間、放映を見て、LDを買って、麻布十番を散策して、
カラオケで歌って、私の好きだったセラムンの余韻に浸っていたい
と思います。そして、むさぼられて屍となっていくセラムンを、
これからは静かに見守っていたいと思います。ポスト・バブルの
時代を象徴する(と私は思っている)番組が、自らバブルしてしまった
のは、私にとっては皮肉でした。

 最後に、長らくお世話になった#119ボードの皆さんにお礼を言いたい
と思います。92年4月頃からここを読ませていただいていましたが、
皆さんの記事は、私を楽しませてくれ、また励まして下さったことも
ありました。ありがとうございました。私に文才がなく、皆さんを
楽しませることができなかったのが残念です。これからも、アクセス
頻度は落ちますが、週に一度はここに読み書きしに来たいと思って
います。どうか、今後ともよろしくお願いします m(_ _)m

                                      長文におつきあい下さり、
                                      ありがとうございました。
                                      Araki.D(MAP2949)