#119 Article 2421 Posted at 1993/02/24 05:00:53 by KYOGO (MAP2034) [NO.45]

Subject: Re:*6 セーラー戦士死す!悲壮なる最終戦 /2420 ... /2362 /2361

ああ、今頃の感想ですう。(しかも長いですう)
私の場合、セーラームーンのシリアス話には
もともとあまし期待してなかったぶん、逆に評価は高いです(^_^;)。

もちろんいろいろ文句はあって、なんといっても一番問題なのは、
前回で、四天王のクンツァイトさえもほとんど一撃で(^_^;)倒しておきながら
ポッと出の5人組妖魔ごとき
(ふだんの話に出てれば5分くらいで出番の終わるよーなやつ(^_^;))に、
あっさりやられてしまうという、説得力のなさでしょう。
おかげで、死ぬのなんのというあたりの演出が、がんばってやればやるほど
空回りしてそらぞらしいものになってしまってます。
これがもし、ちゃんと強いことがわかってる相手(四天王クラス、あるいは
クインベリルとの直接対決)でこうなるのだったら、ずっとマシだったはず。

だけどまあ、セーラームーンでもあることですし、ここはひとつ
「それは言いっこなしよっ(^_^;)」ってことで、タナにあげちゃいますと(^_^;)、
今回の話は、なかなか良くできていたのではないでしょーか。


そりゃ、話の筋自体はヤマトかもしれませんが(^_^;)、
4人のやられ方や、やられる際のセリフなどは、ありあわせのパターン通りのものを
使うのではなく、それぞれのキャラにあわせて、きちんと考えたものを使ってます。
ギャグも効かしてるし、愁嘆場のシーンも(これは話の流れ上、入れないわけに
いかないものですが)多すぎず、必要最小限入れてあります。
なんといっても、演出する側が、演出にのまれてしまわず、
しっかり全体の見えている演出をしているのがわかります。

レイちゃんの「おっぺけぺー」あたり、とても笑えるし、
亜美ちゃんの「私にもこんな幻を・・・」なんてセリフは、キャラクターの
魅力のポイントをしっかり押さえて(ついでながらやはり、キャラに入れこんで)
ないと作れないセリフだと思いますし。
中でも特に良いのはうさぎの「全部やっつけてクインベリルもやっつけて帰るから」
でしょーか。こんなセリフ・・・なかなか出てくるもんじゃないですわ。

だから、話自体は古くさいパターンでも、決して悪くはないと。
何よりも大事なのは、ひとりひとりのやられていくシーンに、
それぞれかっこいい見せ場を用意していて、事実かっこいいという点でしょう。
単にやられるだけでなく、めそめそしてるわけでない、「かっこいい」最期のシーンを
「女の子」4人がやった、というのは、すっごく重要なことだと思います。

(なんせこれこそがセーラームーンが画期的な作品である理由の中心点なわけで)

                                KYOGO