#117 Article 503 Posted at 1994/11/10 22:10:15 by 夜栗 (MAP3820) [ERIZAB.HR]
Subject: Re: 女王杯過去10年のデータを斬る /502
この時期になると、JRAより「菊花賞」「エリザベス女王杯」のリーフレット
が配られるのですが、その中に『エリザベス女王杯の連対馬傾向分析』について書
かれている記事がありました。
過去10年にエリザベス女王杯に連対(1着もしくは2着)している馬は、以下
に挙げる7つの条件をクリアしているということです。引用しますと、
1.重賞出走経験あり
2.重賞に4戦以上出走なら1度は優勝
3.4歳重賞勝ちがなければ、前走で負けても0.6秒以内
4.休み明けではダメ
5.前走が休み明け初戦なら勝っていること
6.前5走の間に3ヵ月以上の休養をしているか、休んでいなければ前3走で
一度は連対をはずしていること
7.夏場(7、8月)3走以上ではダメ
だそうです。ただ、これにはいくつかの例外があり、H3のヤマノカサブランカ
(2着)は2の条件がクリアせず(重賞:0 2 0 2)、またH4にブービー人気
で優勝してあっと言わせたタケノベルベットは3(前走1秒差)・4(4か月休養
明け)の条件に当てはまりません。(^^;;;
さて、この7条件を今年の登録馬に当てはめてみましょう。
ヒシアマゾン 1 2 ・ 4 ・ 6 7 ★
アグネスパレード 1 2 ・ 4 ・ 6 7 ★
ゴールデンジャック 1 2 ・ 4 ・ 6 7 ★
テンザンユタカ 1 2 ・ 4 ・ 6 × 7が×
チョウカイキャロル 1 2 ・ 4 × 6 7 5が×
ジョウノバタフライ 1 ・ 3 4 ・ × 7 6が×
オグリローマン 1 2 ・ 4 × 6 7 5が×
ジンシリウス 1 ・ 3 4 ・ 6 × 7が×
エイシンバーモント 1 ・ × 4 × 6 7 3と5が×
メモリージャスパー 1 ・ × 4 × 6 7 3と5が×
シーフリージア 1 ・ × 4 ・ 6 7 3が×
バースルート × ・ 3 4 ・ 6 7 1が×
リキサンフラッシュ 1 ・ × 4 ・ 6 7 3が×
ナイスガルボ 1 ・ × 4 ・ 6 7 3が×
フサイチカツラ × ・ 3 4 ・ 6 7 1が×
ミスオーロ × ・ × 4 ・ 6 × 1と3と7が×
メジロアムール 1 ・ × 4 ・ 6 × 3と7が×
ヤマニンリコール 1 ・ × 4 ・ 6 × 3と7が×
トキオドリーム × ・ 3 4 ・ 6 × 1と7が×
なんと、ローズSの上位3頭以外の登録馬は、ことごとく7つの条件のどれかを
クリアしていないという結果になりました。
このデータをこのまま信じれば、エリザベス女王杯の馬券は、上記3頭のボック
ス馬券でOKということになります。(^^;;;
それでは、条件に引っ掛かってしまった各馬の中から、人気になりそうな馬につ
いて再考してみましょう。
【チョウカイキャロル】
女傑と未対決のオークス馬について検討します。
前走は、伏兵テンザンユタカにまんまと逃げ切られてしまったのが原因。これを
どう捉えるかが難しいところです。彼女を切ることが出来れば、馬券的にも妙味が
味わえるのです。多分、二番人気ですし。(^^;;;
【テンザンユタカ】
ネックは、夏場の使いすぎという項目7。7/2,7/24,8/7と夏のロー
カルを3走していますが、今年の夏は例年にない猛暑。夏負けした馬が続出する中
での出走によるダメージが、出きてしまう頃なのでしょう。
【ジョウノバタフライ】
クイーンSでヒシアマゾンの2着になったジョウノバタフライ、彼女がクリア出
来なかったのは項目6です。「使い詰めの馬は、一度は連を外さないとダメ」とい
うことなのでしょう。前3走では2着,1着,2着と全て連に絡んでいるのですが、
本戦では果たして?
【オグリローマン】
最後に、桜花賞馬であのオグリキャップの妹について。
前走休み明けならば優勝が必要という項目がクリアできなかった訳ですが、前走
の相手は女傑。しかし、たとえ相手が悪いとはいえ、11着で1.8秒差は負けす
ぎかも知れません。もともとは中距離馬と言われていただけに、オークス(12着)
と同じ2400mを戦うのは、きついのではという意見もあります。
ただ、オークス馬よりも桜花賞馬ののほうが、エリザベス女王杯の連対率が高い
というデータもあるので、軽視は禁物でしょう。鞍上は世界のユタカですし。
今度は、条件をクリアしなかったものの、気になる伏兵馬を探してみます。
【ジンシリウス】
7の項目に該当してしまうのですが、彼女はあのナイスネイチャの妹に当たると
いう良血馬。チェックを入れておきたい一頭です。
【フサイチカツラ】
4走というキャリアは、登録メンバー中もっとも少ないものです。逆に、出走経
験の少なさこそが、イレギュラーを生む鍵であるともいえるでしょう。
前走の上がり3ハロン(最後の600mのタイム)は34秒1という、素晴らし
いタイムを計時しました。このような豪脚が炸裂すれば、ヒシアマゾンに迫ること
も夢ではないでしょう。
枠順発表は明日行われます 夜栗