#110 Article 1171 Posted at 1994/05/31 20:37:32 by よしゆき (MAP3848) [MIXER]
Subject: Re:*5 お手製ミキサ /1170 ... /1167 /1165
ヘッドホン端子はやめましょう。他のラインに比べて圧倒的に出力インピーダンス が低いので他の信号を引っ張ります。 ヘッドホン端子からの接続を外した場合、音量が実用可能レベルにまで回復すれば 他のつなぎはそのままでもいいと思います。またヘッドホン端子からの信号を いれる場合、ヘッドホンのラインに数KΩの抵抗を直列にいれてみましょう。 ライン端子とインピーダンスを同じ位に合わせることで、他のラインに与える影響を 減らせるかもしれないです。 これでダメならオペアンプで簡単なミキサーアンプを作るか、ロータリースイッチ 等で全てのラインを完全に分離するしかないんじゃないかな? 以下ちょこっと解説(要Ωの法則+交流回路の知識少々) 音声ラインアウト端子の出力インピーダンスは一般的に2KΩ以下。 音声ラインイン 端子の入力インピーダンスは47KΩ。 だから1:1でつなぐ限り信号電圧出力は2/(47+2)=4% (出力抵抗でのロス分)程度落ちるだけでほぼ100%受け側(アンプ)に伝わり ます。しかし入力に2個のラインアウトから出力をパラにつなぐと、電圧ロスは 1/2:半分になり音量も半分になります。↓ 機器1(CDとか) ←再生機 アンプ→ --出力抵抗1ーーー○ーーーー| 1~2KΩ ラインOUT1 |ーーーーーーー○ーーーー|ーー増幅回路 機器2(98とか) | アンプラインIN 入 |ー出力抵抗2---○ーーーー| 力=47KΩ | 1~2KΩ ラインOUT2 低 | 抗 ==GND←(1番機からみると2番機の端子は負荷になる | ので擬似的にこのようにみえる。) ===GND 例えば機器1のライン出力(ラインOUT1)からみると負荷抵抗はアンプの入力 抵抗47KΩと機器2の出力抵抗2の並列接続になり、合成抵抗分は2KΩ弱。 アンプに入る信号電圧は出力抵抗1と負荷抵抗の比率で分圧されていくので アンプ入力=信号出力電圧×1/(抵抗1;約2KΩ+負荷抵抗;約2KΩ) =約1/2 更にパラにつながる端子が増えれば信号のレベルはつなげた端子の数分の1に減少。 ということでパラにつなげるだけ音が小さくなります。 またここにヘッドホンの端子がつながると、負荷抵抗は30Ω程度に低下し、 アンプの入力をグランドにショートしたのと同じことになります。 :一般的なヘッドホン出力インピーダンス(抵抗)=18~32Ω程度。 従ってヘッドホンを同じ端子にパラにつなげるのは無理です。直列抵抗をいれて ラインアウト端子と同じ条件にすればいくらか救えるけどね。 実用的にはヘッドホン端子からの信号だけはスイッチで切り放した方がいいっしょ。 おまけ MIXアンプを作るならこんな回路でどうでしょうか?ミニスピーカーで聞くくらい ならばそこそこ使えるかもしれません。 ー・ーーー電源5~15Vくらい 【1チャンネル分】 | ↓ケミコン /R1=100KΩ 100-50程度 / C + | |\OPアンプ ○----||---///--・---|+\ C ラインIN R IN | | \____///_||_ C + | | / | R5 ||O ○----||---///--・ -|-/ | =1KΩ U ・ R IN | | |/ | T ・ ~ | | ・ ・--///- ・ ヘッドホンIN ~ | R3=180KΩ + | | ○----||---///--・ /R4 C R IN | / =22KΩ | +| R IN=100KΩ程度 / -C=100-50程度 R2/ - =100KΩ| | ==・= ・==GND 【回路の定数はだいたいです。】 上の回路例なら、入力の数に応じて信号が減衰するのでその分R4とR3の比率で 決まる増幅度で保証してやります。入力が7個あるとするとひとつの信号電圧は 1/10程度に減衰してOPアンプに入るので、OPアンプで8倍程度に増幅して 出力しています。R1,R2は直流バイアス抵抗(正相入力を1/2Vccに バイアスする。電源が正負2電源使えればいらないけれど、電池でも使えるように するならこの方がよいでしょ。) こんな感じの参考書とかに出ている回路でも十分使用には耐えるとおもいます。 このうしろにバッファをもう一段いれるとなお良いかも。 ちょっと長くてごめんなさいm(__)m よしゆき(MAP3848) 上の方でもっと簡単な方法がUPされてましたね。じゃ、あたしのはちょっと手抜きの アクティブミキサーッてことで。(某社のビデオの内臓ミキサーってこんなんなのよ) W