#109 Article 812 Posted at 1992/05/29 23:19:12 by KINMA (MAP814) [NO.17]

Subject: Re:*13 #17 『ジートのわるだくみ』 /811 ..... /792 /791

Article 807 の続き

 ポケットから取りだしたナイフがキラリと光り、マリーベルちゃんの縄を切り落とし

ました。ジートの丸い目は涙で半分隠れていました。

「ごめんよ、マリーベル。 僕が悪かった。 自分の事を信じてもらいたいばかりに、

君の大事な友達を奪い取るところだった。 どこまでもタンバリンを守ろうとする

君を見て 目が覚めたよ。 詫びて済む事じゃないけど、どうか許しておくれ。」

 マリーベルちゃんは、地面にうずくまり 心から詫びるジートを見て、ジートの心に

忍び込んだ悪魔が逃げていった事を知りました。

「もう・・・もう いいのよ、ジート。これからは いいお友達になりましょ・・・。」

それを聞いてジートは「わっ!」と泣き伏しました。 外にはユーリちゃんとケンと

リボンが待っていました。マリーベルちゃんの事を心配して、探しに来ていたのです。

ジートはユーリちゃん達にも謝りました。ユーリちゃん達もマリーベルちゃんの話を

聞いてジートを許してあげました。

 その後、ジートは妖精ハンタをやめて、妖精の郵便屋さんになりました。世界中を

回って、遠くに行けない妖精さん達に お手紙を届けて歩きました。 そして最後に、

ユーリちゃんから預かった お手紙を花魔法の国に帰っていったマリーベルちゃんに

届けるために、旅立っていったのでした・・・。

						どっとはらい(笑)  きんま