#108 Article 611 Posted at 1995/03/26 14:32:44 by MASAMI KUN (MAP1400) [STORY.01]
Subject: 全会話集 第1話 ハロ~!リンです
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■第1話 ハロ~!リンです
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リン 「ハロー!リンです!」
リン 「うわぁぁぁぁ!」
リン 「うふっ」
リン 「ママぁ! もうすぐパパに会えるのねぇ?」
美鈴 「そうよぉ!」
リン 「パパって やさしいぃ?」
美鈴 「ええ 優しいわ! だからパパと結婚したのよぉ」
リン 「よかったぁぁぁ リン お写真のパパしか知らないんだもん」
リン 「うわぁぁぁぁぁ ママぁ 見てぇぇ お城よぉぉ!」
美鈴 「ほんとだわぁ」
リン 「あそこに おひめさまがぁ いるぅ?」
美鈴 「うふっ お姫様はいないけど ロンドンの宮殿には女王様がおいでよ」
リン 「...女王さまぁ? リン お会いしてみたぁぁい」
美鈴 「素敵なレディになれたら お会いできるわぁ
ここはぁレディの国ですものぉ」
リン 「レディぃ?」
美鈴 「ええ! リン あなたはレディになるのよ!
優しく強く美しく 素敵なレディに!」
リン 「やさしく..つよく..うつくしくぅ..?」
美鈴 「ええ ママとお約束してくれるぅ?」
リン 「うん! リン お約束するぅ!」
美鈴 「うっふふふふふ」
リン 「うふっ」
リン 「んふふふっ パパはぁあたしがみつけるぅぅ」
美鈴 「リン 見つかったぁ?」
リン 「えぇぇっと えぇぇぇっとぉ...」
運転手 「マーブル子爵夫人でしょうか?」
美鈴 「ええ」
「だんなさまは 急用が出来まして かわりにわたしがお迎えに参りました
これを...」
リン 「んん?」
リン 「あーあぁ..パパ おどかしてあげようとおもったのにぃ...
美鈴 「そうね でもパパはお仕事があるし
世界中の動物を守ったりしなければならないから大変なのよぉ」
リン 「ふーーん...」
美鈴 「ほら! ここにママとリンを愛してるって書いてあるわ」
リン 「.. それはぁ とっても 好きって事ね!」
美鈴 「ええ! ママはパパがお仕事で日本に来たときに知り合ったのよぉ
そしてぇ 愛し合って リンが生まれたのぉ!
パパは お仕事でぇ 世界中をまわらなければならなかったから...
一緒に暮らせなかったけれどぉ...で、でもぉ こ、これからわぁぁ
ずっとぉ一緒よぉぉ...」
リン 「ママぁぁ... 泣いてるぅぅ...」
美鈴 「ええ...嬉しいからよ....」
美鈴 「さっきより霧が濃くなったようねぇ」
運転手 「ええ 長旅でさぞ お疲れでしょう」
美鈴 「いいえぇ もうすぐジョージに会えるかと思うと....」
運転手 「お、うわぁぁぁあ あぶなぁぁい」
美鈴 「きゃぁぁぁぁ」
リン 「ママぁぁぁ ママぁぁぁぁあっ マ、ママ....」
ジョージョ 「リン!」
リン 「ん? ...パパぁ?」
ジョージ 「そうだよ リン」
リン 「パパ...パァパァァ!」
ジョージ 「リン...」
リン 「パパ泣いてるぅ わかったわぁ うれしいからね! ママが言ってたもん」
ジョージ 「ママが?」
リン 「ママはぁ? ママはぁどこぉぉ?」
ジョージ 「リン..ママはねぇ...ママは神様にご用があって
しばらく遠くへいっていることになったんだ...」
リン 「とおくにぃ?」
ジョージ 「ああ...」
リン 「どうしてリンをおいてったのぉ?」
ジョージ 「とても遠いところなんでねぇ...」
リン 「ん?」
ジョージ 「あとで話してあげよう... その前に二人でマーブル館に帰ろう!」
リン 「マーブル館?」
ジョージ 「リンの新しいおうちだよ!」
リン 「あはっ.ぅうん!」
リン 「うふ...あはぁ...うわぁぁぁ きれえぇ」
リン 「パパぁぁ 何を見てるのぉ?」
ジョージ 「お花だよ...ママの大好きなお花」
リン 「えぇぇ? どこぉ? どこぉぉ?」
ジョージ 「あれが リンのおうちだよ!」
リン 「ん? わぁぁ 絵本でみたお城みたぁぁい」
リン 「でもぉ パパがお仕事の時 リンはあのおうちにひとりでいるのぉ?」
ジョージ 「一人じゃないさ リンには話していなかったけど おねえさんがいるんだ」
リン 「えぇぇ? おねえさまがぁ?」
ジョージ 「ん! セーラって言うんだよ リンは5つだったねぇ」
リン 「うん」
ジョージ 「セーラは10歳だ いいかい おねえさんと仲良くするんだよ」
リン 「うぅん! 仲良くするぅ! リンにおねえさまがいるなんてぇ
すてきぃぃぃ!」
ロバート 「おかえりなさいませ」
ブレンダ..「おかえりなさいませ」
リン 「うわぁぁぁぁ」
ジョージ 「紹介しよう 娘のリンだ!」
リン 「こんにちわぁ! リンです!」
ロバート 「執事のロバートでございます」
ブレンダ 「メード頭のブレンダでございます それにこちらメードのジルと
召使いのマークです」
ジョージ 「セーラは?」
ロバート 「お休みになっておられます」
リン 「うわぁぁぁぁぁぁ うふ ひろぉぉい!」
リン 「うわぁぁぁぁぁ たっかぁぁぁい! すてぇきぃ はやくママに見せたい
わぁ!」
ジョージ 「それを聞いた動物達はみんな森の中へ帰って行ってしまいましたぁ」
リン 「うふっ うふふふふふふ うふふふっ」
ロバート 「だんなさま ウォーバン公からお電話がはいっております」
ジョージ 「わかった! 書斎の方へつないでくれ」
ロバート 「はい 承知いたしました」
ジョージ 「それじゃあリン 今夜はこれでおやすみ...」
リン 「ん...はい おやすみなさい パパぁ」
リン 「わぁぁ ここがリンのぉ? すてきなお部屋ぁ わぁぁぁぁぁい!」
ブレンダ 「お嬢様!」
リン 「うふ..うふふ」
ブレンダ 「はぁ...おやめなさい 首の骨を折ったらたいへんですぅ」
リン 「だいじょうぶよぉ まーくんなんか ジャンプして一回転できるのよぉ!」
ブレンダ 「まーくん?」
リン 「日本のお友だちよぉ うふふ」
ブレンダ 「とにかく ここではそういう事は許されません」
ジョージ 「なんですって? リンを日本に追い返せと言うんですかぁ?
とんでもない リンはわたしの子です
父上や一族のものがなんと言おうと...
わかりました すぐ行きましょう」
ジョージ 「ロバート! すぐ父上の城に行く!」
ロバート 「はい!」
リン 「いつもぉママといっしょに寝ていたのにぃ...
ママぁ いつ帰ってくるのぉ? おしえてぇぇ うさちゃぁん
ん うう...
そぉぉぉだぁ! パパといっしょに寝よっとぉ!」
リン 「パパのお部屋 どこぉ? ....うーん...」
リン 「はぁ?」
リン 「わぁ...」
リン 「わぁぁぁ お姫様みたぁぁぁい」
セーラ 「はっ!?」
リン 「あ...あのぉ...」
セーラ 「誰か、誰か来てちょうだい!」
リン 「えぇぇえ?」
ジル 「お嬢様ぁぁ!」
ジル 「大丈夫ですかぁ?」
リン 「まってぇぇぇ!」
ブレンダ 「いけません!」
リン 「あの人 だあれぇ?」
ブレンダ 「セーラお嬢様です」
リン 「えぇぇ? やっぱりおねえさまぁ? お、おねえさまぁ..」
ブレンダ 「こんな格好で...風をひきますよ」
リン 「あの人 だあれぇ?」
ブレンダ 「お亡くなりになったセーラ様のおかあさまです」
リン 「ふーん おねえさまのママは死んだのぉ?」
ブレンダ 「それはそれは ごりっぱなレディでした」
美鈴 「リン! 優しく 強く 美しく 素敵なレディになるのよぉ!」
リン 「うん! リン お約束するぅ」
アイキャッチャー
リン 「おはよぉう!」
ブレンダ 「おはようございます!お嬢様」
リン 「パパはぁ?」
ブレンダ 「おでかけになっています どうぞ!」
リン 「絵本を読んでくださるお約束したのにぃ...
おねえさまはぁ?」
ブレンダ 「お部屋です」
リン 「あはっ!うふふふふ」
ブレンダ 「あ...お待ちなさい! お嬢さまぁ あっ」
ジル 「まあ どうしたんですかぁ?」
ブレンダ 「はやくセーラさまのところへ!」
ジル 「は、は、はい!」
リン 「みーつけたぁ! セーラおねえさまぁ!」
セーラ 「はっ! な、なによ あなたはぁ?」
リン 「わぁぁぁぁ お花がいっぱい いいにおぉぉい!
おねえさま お花が大好きなのね!」
セーラ 「おねえさまって 呼ぶのはやめて
わたしには 妹なんかいないわ!」
リン 「でもぉ パパがぁ...」
セーラ 「はやく出ていって!」
ジル 「まあ 勝手に入ったりしてぇ!」
リン 「リン いっしょにお食事したかったのに...」
ジル 「いけません」
リン 「う う... くすん おねえさまはぁ リンがきらいなのかしらぁ
ママがいてくれたらよかったのにぃ...」
リン 「ああっ パパが帰ってきたんだわぁ」
ベインズ 「こんにちわ ロバートさん」
ロバート 「ようこそ ベインズ先生」
ベインズ 「セーラお嬢さんのご様子は...?」
ロバート 「それがぁ 今日はあまりご機嫌は...」
ベインズ 「あ じゃあ診察だけして 授業は様子を見てからにしましょう」
ロバート 「それがよろしいかとおもいます」
ベインズ 「ところで マーブル卿はぁ?」
ロバート 「だんなさまは 当分 お帰りにはなりません」
リン 「パパはかえってこないのぉ? リン またぁひとりぼっち...
そうだわぁ セーラおねえさまにお花を摘んできてあげよっとぉ!」
リン 「わぁぁぁ きれぇい! でもぉ おねえさまのお部屋にあったのと同じ
花だわぁ ほかにないかしらぁ?」
トム 「ん? ん ふふ」
リン 「んふふ うふふふふふ わぁぁぁあい あはは うふふふふ
あはははははぁ うふ まぁ! まってぇぇ」
リン 「わぁぁぁ きれぇい このお花がいいわぁ!」
リン 「あ、あいたっ うふふ」
リン 「あぁ?」
エドワード 「うわぁぁぁぁぁぁぁ!(ぶひひひひひぃぃぃん) 痛ぇぇ!」
リン 「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁっぁぁぁ!」
アーサー 「エドワード! 大丈夫かぁ? ぁぁ..」
アーサー 「きみはぁ だあれ?」
リン 「うわぁぁぁぁぁ あぁぁぁぁ はぁぁぁぁぁあん」
アーサー 「泣かないでぇ...」
リン 「うぅぅん ぁぁぁぁぁぁぁん」
エドワード 「大丈夫! 驚いただけさぁ!」
リン 「くすん あぁぁん わぁぁん あぁぁぁぁぁぁぁぁん...」
アレクサンドラー「(ぶふふふふふふふん)」
リン 「ん?」
エドワード 「なんだぁ 見たかぁ 兄貴ぃ?」
アーサー 「ああ!」
リン 「まあ!」
アーサー 「あのこの子と好きになったらしい...」
エドワード 「そんなのあるかぁ 俺には全然なつかない癖にぃぃ」
リン 「うふふふふ」
アーサー 「おまえは乱暴だからさっ! この馬はね アレクサンドラって言うんだよ」
リン 「まあ すてきなお馬! やさしくって きれいで...」
エドワード 「ちぇ 調子にのっちゃってぇ...こいよぉ!」
アーサー 「僕はアーサーって言うんだ!」
リン 「あたしは リン!」
アーサー 「リン? そうかぁ? 君はセーラのところに来た日本の子だね!?」
リン 「あぁ たぁぁいへん おねえさまにあげるお花がぁ!」
アーサー 「ふーーん セーラに?」
リン 「うん!」
アーサー 「はい」
リン 「ありがとう!」
アーサー 「...血が!?」
リン 「平気よぉ! うふふふ」
アーサー 「リン 送ってあげよう」
リン 「ほんとう?」
エドワード 「(ぶひひひひひひ)わぁぁぁなんだよぉぉ ちぇ アレクサンドラばかりか
兄貴まで あんなチビになついちゃってぇ!」
アーサー 「恐くないかい?」
リン 「ええ! いつもママに乗せてもらってたもん」
アーサー 「そ! なら大丈夫だ よっと」
エドワード 「おーーい 兄貴ぃ マーブル館へいくのかぁ?」
アーサー 「少し 遠乗りしてからなぁ...おまえ先にうちへ帰っていていいぞぉ!」
エドワード 「それはぁないぜぇ 兄貴ぃぃ」
アーサー 「悪く思うなよ それっ!」
エドワード 「わぁ あ..まってくれよぉぉ」
リン 「わぁ すてきぃ 風に乗って飛んでるみたぁぁぁい!」
アーサー 「風に乗って飛んでるかぁ...きみってすてきな子だぁ」
リン 「おにいちゃんもすてきぃ!」
アーサー 「アーサーとよんでくれ 僕のうちはぁ セーラのうちのとなりなんだ」
リン 「えぇぇぇ となりぃ? アーサーってすてきぃ
髪は金色 目は青いお空みたいに優しくて まるで王子様みたぁぁい
うふふふ うふふふふふふ」
セーラ 「アーサー!」
アーサー 「やあ 具合はどお?」
セーラ 「ええ ベインズ先生の勉強が終わって ほっとしていたところよ うふ」
リン 「あぁぁ おねえさまがわらったぁ!」
セーラ 「うう...また あなたね」
リン 「セーラおねえさまぁぁ」
リン 「はい! リンのプレゼント!」
セーラ 「きたない野の花! うっ」
リン 「あぁぁ」
アーサー 「セーラ!」
セーラ 「こんなきたない花 私の部屋に持ち込まないで!
気分がわるくなるわぁ 二度と私の部屋にこないでぇ」
リン 「ん う...う...ん...あんん...あぁぁ..」
アーサー 「リン...」
リン 「...あぁん」
エドワード 「おい チビ どうしたんだぁ?」
リン 「ああ...」
アーサー 「セーラ...あの子はきっと淋しいんだよ おかあさんを亡くしたことも
知らないで 遠い異国でひとりぼっちなんだ」
エドワード 「兄貴! 淋しいのはセーラだって同じじゃあないかぁ!
おかあさまはいないし おとうさまは留守がちだし...」
セーラ 「わたし 淋しくなんかないわぁ! わたしは一人でも平気よ!」
アーサー 「セーラ あの子はバラのとげで手にいっぱい傷をつけていた
君に喜んでもらおうと 一生懸命この野薔薇を摘んできたんだ」
セーラ 「ん...」
リン 「アレクサンドラー...リン ママをさがしにいくのぉ...
だぁからぁ だかぁらぁ...さよならねぇぇ..ぇ.」
アレクサンドラ「(ぶひひぃぃぃぃぃん)」
リン 「ママぁぁ...どこへいったのぉ? リン つかれちゃったぁ...
ぁぁ... マァマァァァァァァ!!」
ブレンダ 「セーラお嬢様ぁ! リンお嬢様をご存じないでしょうか?」
セーラ 「しらないわ」
ブレンダ 「おかしいですねぇ お茶の時間なのに どこにもいないんですよぉ
外は雨が降り出したし...暗くなってきましたから...」
アーサー 「雨がぁ?」
アーサー 「エドワード! アレクサンドラーを馬小屋に入れといてくれ」
セーラ 「アーサー どこへいくのぉ?」
アーサー 「リンを探してくる」
エドワード 「おぉぉぉい 兄貴ぃぃ」
アーサー 「おぉぉぉいリィィン!」
ブレンダ 「リンおじょぉさまぁぁ!」
アーサー 「リィィン どこだぁぁ!?」
リン 「ママぁぁ...どこいっちゃったのぉ? どうしてリンのそばに
いてくれないのぉぉ? さむいよぉぉ ママぁ... ママぁぁぁ
マ、..マァ....」
予告
リン 「リン ママを探したんだけど 雨の中 迷子になってしまったのぉ
でもぉ お隣のアーサーやエドワード そして アレクサンドラが
リンを助けてくれるのぉ みんな とっても優しい人たち!
リン ここでぇずぅぅぅっと まってるからぁ
ママぁ はやく帰ってきてねぇ
次回のレディレディは 小さな紳士がふたり
リンは レディへの扉を開くのぉ! みんな 見てね!
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MASAMI KUN
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