#108 Article 353 Posted at 1992/07/29 12:00:33 by TMV (MAP2256) [TMV25]
Subject: ひさしぶりの第25話
20/100 第25話1部 ”さよならイギリス” モードリンは既に用意しておいた精神科医を伴ない、ウォーバン城に向かいました。 モ「準備はよろしくって?」 医「もちろんですとも、奥様。公爵のプロフィールは調べ尽くしましたし、奥様が盗み取 りしたテープでどんな反応も思いのままに引き出せます」 モ「おっほほほほ、あなたは産婦人科なんですからね。忘れてはいけませんよ」 医「それはもう」 モ「さあ、未来のわたくしの城に乗り込みましょう!」 面会が始まりました。偏屈で科学的知識の乏しい老人など二人の敵では有りません。用意して有った婚姻届けにサインさせるのに1時間もかかりませんでした。 モ「公爵さま・・・いえ、リチャードとお呼びしてよろしいですかしら?」 公「好きに呼ぶが良い」 モ「ではリチャード、結婚式の準備をさせますがよろしくって?」 公「すべて任せよう。わしは疲れた」 モ「まあ、大変ですわぁ。すぐに薬湯を作らせましょう。とっても良く効くのを持ってま いりましたから」 モ(おっほほほほ、早速チャンスね!執事に言って毎日飲ませましょう、あの薬を) 暗転。そしてマーブル館の屋根裏部屋 B「リンお嬢さま、起きてらっしゃいますか?」 R「なにブレンダぁ、お外に出られるのぉ?」 B「いいえ、まだ許可は出ていません。でもお食事とお手紙を持って参りました」 R「まあ、セーラからかしらぁ」 B「いえ、日本からです。ドアを開けますのでおさがり下さいね」 ”ぎしぎし”と音を立ててドアが開くやいなや、リンちゃんの抱き付き攻撃!あやうくお盆を落とすところでした。 B「まあまあ、リンお嬢さまったら。危のうございますよ」 R「ブレンダぁ、早く手紙を見せてぇ。きっと日本のおじいちゃんとおばあちゃんからだ わぁ」 B「はい、これです」 R「ありがとう!」 B「ちゃんとお食事もなさって下さいましよ。では閉めますので」 一瞬リンちゃんの顔に淋しい影がよぎりましたが、すぐに消えて手を振りました。 R(きっとブレンダも辛いのよ、だからリンも我慢しなくちゃ) R「またね、ブレンダぁ」 絶対無敵 TMV