#108 Article 33 Posted at 1991/11/21 17:44:59 by TMV (MAP2256) [STORY]

Subject: Re:*9 リンちゃん小説 /32 .... /24 /23

「巨大なる陰謀 ACT3」

 リンちゃんは悩んでしまい元気が有りません。セーラやパパは怪我の為だと思って”直ったら旅行に行こう”と元気づけますが・・。そしてモードリンとメアリがお見舞いに来ました。トマスはまだ部屋で震えています。

M「リン、お見舞いに来てあげたんだから、もっと嬉しそうな顔をしなさい」

モ「そうですよリン。私が母親に成ったら厳しくしつけますからね」

R「・・・・」

M「なにか言いなさいよ、リン。そうだあんたの部屋はもらったからね」

R「え、わたしのお部屋を・・・パパはパパは」

モ「私が許可したんです。ジョージも反対はしませんでした」

R(やっぱり私のせいでパパ達は困っているのね)

モ「担当の先生とお話が有りますからもう帰りますよ。メアリ、行きましょう」

M「あんたなんか妹とは思わないからね。使用人としてこき使ってあげるわ」

 モードリンはドアの所まで行って振り返りました。

モ「そうだ言い忘れたわ、明後日にジョージとの結婚式をしますからそのつもりで」

 ふたりが帰った後、リンちゃんは泣きだしてしまいます。

R(リンが、リンがいなければパパは結婚しないで済むのね。セーラも苦しまずに済むのね。リンがいけないんだ、リンさえいなければ・・・そうだママの所へ行こう。アレクサンドラやアーサー、エドワードに会えなくなっても・・)シクシク
 (そうだアレクサンドラにお別れを言いに行こう。オークの木を見て・・もう見えないのよね。でも触るだけでもいいの。そうだママの鍵はセーラにあげよう、わたしが使うことは無いから・・メアリに取られないようにしないと)

 リンちゃんは紙と鉛筆を見つけてセーラ宛てに手紙{ミミズがのたくったような}を書いて鍵をそえてました。そして上着を着てうさちゃんを持って廊下へ出て行きました。

R(どうすればマーブル館に行けるのかしら。そうだ道路に出てタクシーに乗ればいいんだ)

 リンちゃんは病院の中を歩き回り、親切{お節介}なおばさんに出会いタクシーに乗れました。

おばさん「じゃあねお嬢ちゃん。ほんと一人で病院に来られるなんておりこうね。それも眼が不自由なのに。お大事にね」

R「ありがとう、おばさん」

 おばさんが行ってしまった後で大変な事が起きました。リンちゃんはマーブル館の住所を知らなかったのです。運転手は”お金が無い”と聞くとさっさと放りだして行ってしまいました。ただ一人、眼もみえず現在地も判からずに立ち尽くすリンちゃん。みなさんが思ったとおり無情な雨が降り始めました。
					絶対無敵 TMV

P.S.このままリンちゃんはママの元に旅立つのでしょうか?