#108 Article 258 Posted at 1992/04/13 19:47:00 by TMV (MAP2256) [TMV24]
Subject: Re:*7 第24話 /253 ... /237 /235
18/100 第24話4部 セーラの病院に着いたリンちゃんは病室を聞くと一目散に駆けだしました。 R「はっはっ、せーらおねえさまぁ~」 息咳ききって病室に飛び込むリンちゃん。 S「リン!会いたかったわ」 抱き合う二人 E「良かったなチビ」 A「エドワード、ちょとは気を利かせろ。さあ、二人っきりにしてあげるんだ」 アーサーはセーラに色目を使うと、エドワードを引きずってロビーに行きました。 S「リン、トマス達にいじめられて無い?」 R「大丈夫よ。わたしの心配よりはやくよくなってぇ、セーラ」 S「リン・・・・」 R「セーラ・・・」 この世に美しい涙の再会が有れば、また一方で恐喝まがいのプロポーズも有ります。 公「それでは私に結婚しろと言うのだな」 モ「そうです。それ以外に公爵家が男子の跡取りを得る方法は有りません。経済的にも実 家がバックアップしますし」 公「人工受精でジョージの子を・・」 モ「それも確実に男の子を!」 公「少し待っていただけんか?姉上などとも相談したいし」 モ「公爵家の長はあなたではないですか!それともイザベル様なんですか?」 公「もちろん、わしだ」 モ「では相談する必要などないではありませんか」 公「判かった、明日医者を連れてきなさい。安全にジョージの子が出来ると保証できれば OKしよう」 モ「賢明ですわ、明日のこの時間に。では失礼いたします」 勝ち誇った笑みを顔一杯に広げて帰って行くモードリン。残された公爵は打ちのめされとても小さく見えました。 セーラはアーサー達も呼んで楽しくお喋りをしていました。しかし・・・ R「ねえ、おねえさま。帰りにパパの病院に行っちゃ駄目?」 S「えっ・・・・」 愕然としてひきつる R「ねえ、良いでしょ。アーサーにちょっと遠回りして貰えば」 S「駄目よ、絶対に駄目」 R「ねえ、どうして?どうしておしえてぇ」 S「わがままを言う子は嫌いよ。アーサー、もう連れて帰って」 E「セーラ、かわいそうだよ」 A「判かったよセーラ。さあ、リンちゃん帰ろう」 R「は~ぃ・・・」 A「また来るよ」 S「有難うアーサー」 こうしてぎこちなく分かれた姉妹。お互いの心に悲しみを残したまま。 S(リン、ごめんね。お父さまの事を知ったらあなたは・・・) R(おねえさま、どうしちゃったのかしら。リン、なにか悪いこと言ちゃったのかな) 車の窓から外を見るリンちゃんの目に涙が光っていました。