#107 Article 487 Posted at 1991/12/15 04:13:37 by 根本 剛志 (MAP1144) [NO.06]

Subject: Re:*8 名コックと迷コック /479 .... /470 /469

ふたごのそれぞれの1日が始まりました。

 ロッテにはミュンヘンでの生活の癖が抜けないようで、朝からキッチンに立ち、
ルイーゼは大の字になって寝ている始末(^^;)。 この朝の1日の出発が、これか
らの彼女等の行く末を感じる・・・・・・

 ロッテの行動は、いわばある意味で女の子として考えれば、別段おかしいこと
ではなかったかも知れない。されど、問題は彼女が偽ルイーゼであった為、お父
さんは心配してアトリエから飛んで帰り、レイジは天変地異の前触れ(笑)という
始末。如何にルイーゼが今まで勝手気ままにしていたかが伺われる。故に、現在
の偽ルイーゼが周囲の人達にどのような強烈なインパクトを与えているか・・・
少々私達が想像するのが難しいくらいでしょう。無論「正確に」といった意味か
らではありますが。
 子供の家から1月ぶりに帰ってきたのが「良い子のルイーゼ」であったなら、
これは1つのカルチャーショックに相当するのでは? それにしても・・・(^^;)

 対するルイーゼはというと・・・ これもおかしくないといえばおかしくない
かも知れない・・・。
 彼女はいまだ10歳。朝寝坊をしたり、料理を失敗したり泣いたり甘えたり。
実はある意味で、彼女偽ロッテの方が歳相応の行動をしているのかも知れないと
考える時、ロッテの今までのお母さんとの生活には多少なりとも無理があったの
ではないかと思えてならないのである。
 今後ルイーゼはこのロッテの苦労を背負い込むことになるのだが・・・ こう
なると、彼女ルイーゼの性格を考えれば、精神的に追い込まれた彼女は学校の同
じ歳の女の子に当たる可能性が強くなってくるのではなかろうか?

 それにしても、大人どもの情けないことよ・・・

 自分が今まで10年弱育ててきた娘の行動に、これ程1月前と相違があるのに
不信を持たないとは・・・ これはもう親として失格であろう(まったく)。
 もっとも、あの親にすれば子供に関して逃げる口実は無いのであろうが。両親
が揃っていれば、乱暴な言い方をすれば「片親の責任にすることが出来る」ので
ある。が、両親にはそれが出来ない。また、お互い仕事に夢中で、子供のことを
省みることが少なく、かつ、お母さんに限って言えば自分の娘に朝起こしてもらっ
ている始末では・・・ もしかすると真の自分達の子供の姿に気が付いていない
のではないだろうか? だから不信を抱く前に自らの置かれている大人の立場で
考え、納得してしまう・・・ 彼女らは両親が別れた以上に、両親に恵まれてい
ないのかも知れない。

 何れにせよ、彼女らの行動は来週更に広がり、多くの人達に接っすることにな
る。これからが彼女らの子供のとしての行動に注目したい。

                          根本 剛志(MAP1144)