#107 Article 1053 Posted at 1992/07/04 10:26:23 by オリエント急行 (MAP2909) []
Subject: 映画 ふたりのロッテ
☆☆☆【 オリエント急行2909 】☆☆☆ [ ふたりのロッテ ] ふたりのロッテの映画の話ですが 1950年に上映されたこの映画ですが 原作者であるケストナー自身が 俳優として スクリーンに登場したり 主人公となるふたごの女の子が公募 されたりと 話題があったらしいです しかし 貧困な時代のドイツ製作なので 金のかかっていない地味な映画 だったそうです 内容はすっきりしていて 後味が良く 第1回ドイツ連邦映画賞を 授賞しました 日本でも 1951年に 大映が 故 美空ひばりの1人2役で ひばりの子守唄 という題で映画にしたり アメリカでも ヘイリイ・ミルズの1人2役で 罠にかかったパパとママ という題で ディズニーが映画化しています ドイツ映画に比べ 原作の深刻な問題と取り組もうとするより 1人2役のトリックで観客をつろうとした ドタバタ劇になったようです さらに 劇団 四季 では ミュージカルにして 1971年秋 日生劇場で 小学生達に上演しました 当時 何も離婚話を子供に見せなくても といった 異見が出たらしいですが 好ましい反響が圧倒的で 児童福祉文化賞が この上演に対して贈られています さらに NHKテレビでも繰り返し 放映され 文化庁の こども芸術劇場 として日本全国に持ち回って 50都市で実演を見せました その後 日生名作劇場として 5大都市で かさねて上演し その上 四季 映画社製作の16㍉映画は 教育映画コンクールで金賞を授賞しました 不幸は目をつぶっても無くなりはしない 知恵と勇気を持って 不幸を克服して行こうと ケストナーは心から子供達に 声援を送っている そのケストナーの心を 子供達は肌身に感じとるから このような結果に なったのでしょう 参考文献:ドレースデンの抵抗作家 ケストナーの生涯 高橋 健二 著 第29章 動物会議 と ふたりのロッテ MAPLETOWN-NETWORK 永遠(とき)の旅人 1992.06.28 21:37