#104 Article 687 Posted at 1992/11/02 17:32:46 by KYOGO (MAP2034) [NO.37]

Subject: 第三十七話 回転木馬(メリーゴーランド)

では、1話ぶんほど、感想です。

最初に見たときにはさほど意識してなかったのですが、
この回の構成はなかなかのものです。

まず出だしは、前回のラストシーン、
薫の君が奈々子に服の前を広げて見せる、衝撃の場面の続きで始まります。
このシーンは薫のエピソードの中心をなす重要なシーンですが、
今回では、その同じシーンが、さらに別の重要なエピソード、
--奈々子とおにいさまの関係を最終的に明らかにする--
の出だし、という役目に変わっています。

それを受けて、奈々子とおにいさまの話→おにいさまとお父さんの話、という
流れで、話が進展していきます。
また、平行して、前々回あたりから続いている、薫とおにいさまの話、のほうも
進んでいきます。
ふたつのストーリーは、かかわりながら交互に語られます。

そして、奈々子の甘酸っぱい、失恋めいた気持ちのシーンで、
奈々子とおにいさまの話は終わり。
また、薫とおにいさまの話は、進展しながらも、決着はつかず次回に持ち越し。
また、奈々子とおにいさまの話から派生した、おにいさまと父親の話が、
ラスト、ISAM先生をもうならせた(笑)エピソードで決着、
これで今回は終わりになります。


つまり、前々回から続いているエピソードを進め、次回につなげながら、
今回新たに起こったエピソードを
からめながら、今回だけで終わらせているわけですね。
大きな流れの中の1話でありながら、その話だけでも1話として成立している。


本当は、こんなことってやって当たり前の芸なのですが、
きちんとやってるのを、目の前で見せられると改めて感心、です。


       さらに第一話のシーンの効果的フィードバックとかいろいろ・・ KYOGO