#104 Article 327 Posted at 1992/01/20 21:22:56 by あっぷる (MAP805) [NO.24]

Subject: Re:*4 第24話「アンコール」 /326 ... /316 /314

サンジュスト様がパーティで弾いたバイオリン。宮さまは怒ってサンジュストの
持っていたバイオリンの弦を切ると、
宮さま「この、恥知らず!」
といって自分の過去で詰まった部屋に閉じ込もるのでした。

この事件のことで思い悩むサンジュスト。そして、そのサンジュストが家に帰っ
てこないことに思い悩む奈々子ちゃん(^^;)
智子「どぉしたぁ、朝っぱらからぁ。」
奈々子「夕べからずっと帰っていらっしゃらないの。」
智子「え? 誰が? どこへ?」
奈々子「分かってないなら聞かないで!」
智子「聞かないわよ!」
奈々子ちゃん、むちゃくちゃなこと言ってるなぁ(^^;) 分かっていないのは自
分だってことが分かっているのに(ああ、何と分かり辛い日本語(^^;))、なに
も智子ちゃんに当たらなくたって……(^^;)

サンジュストは、謎の解明を求めて、貴の所にやってきます。サンジュストは貴
の車に乗ると、CDを差し出します。
サンジュスト「これ、聞いていいですか?」
貴「どうぞ。」
かかった曲は、例の宮さまが怒った曲。……そのCD、もしかして「おにいさま
へ…」のBGM集じゃないのぉ?(違うって(^^;))

で、貴が説明に入るわけですけれど、そのままセリフ調で書くと長くなるので、
大まかに整理して書いてしまいます(^^;)


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6年前の夏休み。蕗子が12歳、貴と辺見が大学1年の時。夏休みを利用して、
一週間だけ辺見が一の宮家の別荘に遊びにきました。それが蕗子と辺見の初めて
の出会いでした。

レポートのためにシェイクスピアの詩を木陰で詠む辺見。蕗子は
蕗子「詠んで下さい。わたくしに詠んで下さい。その詩集の中であなたの一番好
   きな詩を。」
これが、後に蕗子が閉じられし部屋で泣きながら詠むシェイクスピアの詩になり
ます。

二人でボートに乗る。突然の雨に、湖岸の小屋で二人肩を寄せあって雨宿りです。
蕗子「蕗子も、この詩が大好きです。大好きです。」
と辺見を見つめる蕗子。

毎年夏休みの最後の日に、一の宮家の別荘では近所の別荘の人を招待してお別れ
パーティをする事になっていた。辺見はその後用事ができて帰ることとなったが、
必ずそのパーティには来ると約束をしていた。

そして辺見が帰った直後から、蕗子のあのバイオリン曲の練習が始まった。お別
れパーティで披露するんだと言って……。

そしてパーティ当日、蕗子はとても12歳とは思えないような天才的な腕前でバ
イオリンを披露した。しかしその場に、辺見はいなかった。急用ができて行けな
いと、パーティの直前に電話してきたのだった。パーティ出席者の誰もが蕗子に
アンコールを求めたが、蕗子は決してそれには答えなかった。

一人湖へ駆け出す蕗子。そして湖に飛び込む。やがて浮かんでくる。結局死ねな
かった。小屋の前で涙にふせる蕗子。

そしてそれ以来、2度と蕗子が人前でバイオリンを手にする事はなくなった。

そしてそれ以来、辺見が別荘に顔を出すこともなかった。

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……以上ですが、さてあなたは、これで今までの宮さまの行動の意味がお分かり
になったでしょうか? 僕は宮さまの味方につきます(おいおい(^^;))

それにしても、貴は口が軽いよなぁ。この話をサンジュスト様に話すのは仕方が
ないかも知れないけれど、なにもサンジュスト様に話してしまったことを、宮さ
まに言うことはないと思うけど……(^^;) これからは宮さまのサンジュスト様
いじめが頻発するのではなかろうか?(^^;)

サンジュストのマンションにいく奈々子ちゃん。部屋は空で、床にはCDが置い
てあります。奈々子ちゃんがかけると、聞こえてきたのは例のバイオリン曲でし
た。考え込みながらしばらく聞いている奈々子ちゃん。人の気配がしてふと振り
向くと、そこに立っていたのは宮さまでした(^^;)

強引にCDラジカセのコンセントを引き抜くと、
宮さま「ここにはよくいらっしゃるの?」
(中略)
宮さま「あの子とは、あの子とは付き合わないように、と以前忠告したはずです
    けど。」
奈々子ちゃんも晴れて宮さまも恨みの標的になりました(^^;)

車の中にいる宮さま。
宮さま「わたしの心は、あの12の夏に一度死んでいる。」
宮さま「パーティーの夜、私の最初で最後の幸せが終わった。」
反動、だろうなぁ。今の宮さまは(^^;)

そして。
宮さま「いつの日か、あの人が、あの夏の日に戻ってきてくれるまで、わたしは
    誰にもあの人を渡しはしない。たとえ、誰であろうと。」


							あっぷる